平成最後となる大みそかの『NHK紅白歌合戦』で、嵐・松本潤と綾瀬はるかが司会の最有力候補としてリストアップされていると一部スポーツ紙が報じた。
綾瀬といえば、今年は主演ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)が大ヒットしたのに加え、来年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』にも出演することから、紅組の司会としては妥当なキャスティングと言えるだろう。
一方、白組が松本で最終決定すれば、相葉雅紀、二宮和也に続き3年連続で嵐メンバーの単独司会となる。
「松本は、NHKが来春に放送を予定している北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』で主演を務めます。また、彼は7月に西日本豪雨の復興支援で嵐を代表して広島、愛媛両県庁を訪れ義援金を贈呈していることから、9月6日に発生した北海道の地震の復興支援企画に松本を出演させ、被災地の支援リーダーにしてNHKの“顔”としてプッシュしていく計画もあるようです」(スポーツ紙記者)
とはいえ、どうにも“後付け”な感じがするのは気のせいだろうか。テレビ関係者もジャニーズとNHKの密約が交わされていることをこう指摘する。
「2020年までは、嵐のメンバーが順番に司会を務めることがすでに決まっていると聞いています。嵐は東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルエアラインパートナーを務めるJALのイメージキャラクター。8月23日には、JALが東京オリンピックに向けて取り組む、制服一新などの新プロジェクトの会見に櫻井が出席したばかり。東京五輪、嵐、紅白はすべて裏でガッツリつながっているというわけです」
さらに、今年はあの大物ジャニーズがサプライズで要職に就くプランまであるという。
「木村拓哉ですよ。二宮と共演して話題を呼んだ映画『検察側の罪人』は公開18日間で興収20億円を突破、人気凋落が懸念された木村としては、久しぶりの明るい話題です。その二宮が呼び込む形で、『スペシャルサポーター』的なポジションで紅白に絡む案が検討されているとのこと。今年はジャニーズの不祥事が相次ぎ『紅白』への影響が取り沙汰されていましたが、結局、ジャニーズ祭りになるでしょう」(前出・テレビ関係者)
ともあれ、視聴者の支持を得ることができなければ、視聴率が爆死するのは必至。そうなってもNHKはジャニーズとの癒着を続けるのだろうか。