格闘家の山本KID徳郁さんが18日に亡くなったことがわかった。41歳だった。
山本さんは今年8月26日に自身のインスタグラムで「私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています」「絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします!」と告白していた。
それからわずか半月後の死去。その唐突さにネット上では「早すぎる」「信じられない」といった声が殺到している状況だ。
山本さんはレスリング一家に育ち、2001年にプロの格闘家としてデビュー、その後はK-1、HEROS DREAMで活躍。格闘ファン以外にも抜群の知名度を誇っていた。
姉である山本美憂は16日のインタビューで「『美憂と一緒にRIZIN出たい』って言ってた。だから私もそれまで頑張らないといけないし、2人で同じリングに上がれたら。そのためだったら何でもやる」「絶対有言実行だから、うちの弟は」とも語っていた。それだけに親族の悲しみは想像を超えるものかもしれない。
格闘界の顔としてファンから愛された山本さん。心からご冥福をお祈りしたい。