ジャニーズが養成所設立へ……ところで、これまではどうやって選ばれていたの?

編集部
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 タッキー&翼の解散が発表され、滝沢秀明が年内いっぱいをめどに芸能界を引退し、ジャニーズ事務所の裏方に回ることがわかった。これに伴い設立される新会社は、実質的な養成所となるようだ。

 ジャニーズ事務所はこれまで独自の養成所を持つことなく、スカウトとオーディションに限られていた。現在活躍するメンバーはどのようにジャニーズ事務所入りを果たしたのだろうか。

「ジャニーズ事務所のメンバーは、ほとんどが履歴書の応募によるようですね。写真からめぼしいメンバーがピックアップされ、オーディションに呼ばれるようです。これは自分が応募する場合もありますが、ありがちなエピソードとしては家族やまわりの人間が勝手に応募というパターンもありますね。関ジャニ∞の横山裕は母親、KinKi Kidsの堂本光一は、少年隊のファンだった姉が履歴書を送っています。いわば書類が一次審査ですね。オーディションでは自由にダンスを踊るといった課題が与えられ、講師が部屋を出ていきます。すると、サボりだす子どもが現れます。そこへ清掃のおじいさんが現れ、それが顔をめったに出さないジャニー喜多川さんであり、サボらない子どもを審査をしているといった“都市伝説”もありますね」(芸能ライター)

 それだけ、ジャニーズ事務所のオーディションは実態が謎に包まれているといえるだろう。さらに、直接スカウトを受けたメンバーもいる。

「たのきんトリオの野村義男は、代々木公園のゴーカートで遊んでいたところ、直接ジャニーさんからスカウトを受けたそうです。東山紀之もNHKの番組観覧の帰りに友人3人と交差点で信号待ちをしていたところ、車から降りてきたジャニーさんにスカウトを受けています」(同)

 やはりタレントのピックアップは、ジャニーさん本人の“慧眼”や“直感”によるところが大きいのだろう。新たに開設される養成所にはそうした「ジャニー喜多川メソッド」が引き継がれそうだ。
(文=相川ナロウ)

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