全米オープン覇者・大坂なおみにブーイングの嵐!差別根絶を声高に叫ぶ国の蛮行に冷ややかな声が多数

編集部

 

 日本女子テニス界のホープ・大坂なおみが、全米オープン・シングルス決勝で元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-2、6-4でストレート勝ち。伊達公子や錦織圭なども成しえていない日本史上初めての「4大大会シングルス優勝」という快挙に日本中が熱狂した。

 その歴史的な日から数日が経ったいま、会場内で起きたネガティブな出来事が話題を読んでいる。それは観客のブーイング。試合中にセリーナが審判に暴言を吐くなど3度の警告を取られたことに、観衆は激怒。試合後の表彰式でもブーイングはおさまらず、たまらず大坂は「みんな彼女(セリーナ)を応援していたことを知っています。こんな終わり方ですみません」と涙。全米オープン覇者とはいえ若干20歳である。正々堂々プレーし優勝を勝ち取った大坂への心ない行為は、自国選手の優勝しか認めない「排他的」な国民性を強く感じさせた。

 さらに、その発端をつくったセリーナは「応援してくれた皆さん、この瞬間を最高の瞬間にしましょう!もうブーイングは止めましょう!おめでとう、ナオミ!もうブーイングは無しよ!」とどこか他人事で、ヒーロー気取り発言も鼻についた人も多いはずだ。

 いままさに反トランプの気運を高め、差別の根絶を訴える国が聞いて呆れる今回のブーイング騒動。世界一の大国を自称するのであれば、東洋の小国出身のニューヒロインを称えるだけの度量をもってほしい限りだ。

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