本音では主演はやりたくなかった?
10月に初主演映画『恋のしずく』の公開が控えている川栄李奈。15年にAKB48を卒業して以来、ドラマ、映画、CM業界から引っ張りダコの状況で、獅子奮迅の活躍ぶりを見せている。
「川栄がこれだけ売れっ子になった要因は、そつのない演技力と、使い勝手の良さが挙げられるでしょう。現場でのスタッフ受けもよく、知名度もあってお茶の間の好感度も悪くない。それでいてギャラがリーズナブルとくれば、キャスティング会議で真っ先に彼女の名前が挙がるのも当然でしょう」(芸能関係者)
そんな川栄は息の長い女優になることを目指しているようで、これまではあえて「主演」を避ける戦略を取ってきたようだ。発売中の『日経エンタテインメント!』10月号のインタビューでは、自身の立ち位置をこう分析している。
「主演だけをやってトップをキープするのは難しいことだと思うので、今のように目立たない場所、低い位置を続けさせていただける状況はとてもありがたい」
「『恋のしずく』は自分が主演だということが申し訳なくて…。キャストの方々が素晴らしいので、そこを見てくださいという感じです(笑)」
とはいえ、7月期のドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)など、川栄が脇役で出演したドラマ、映画はことごとく爆死しており、一部では「疫病神」と揶揄されているのも事実。今回の主演作で結果を出し、「使い勝手はいいが、人気はない」との評価を覆してもらいたいものだ。