ピコ太郎が5日に元気寿司のイベント「キッチンファイト ザ・ワールド」に鈴木亜美、彦麻呂と出演し、難解な食レポで周囲を困惑させた。この大会は元気寿司が主催する社員参加型の創作料理コンテストというべきもので、世界中から参加者が集まった。

 ピコ太郎は、フィリピン代表のプレゼンした「マンゴーサルサのまぐろ寿司」に「マンゴーとマグロが相田翔子と鈴木早智子のWinkのようにぴったり合ってます」と独特の表現で評し通訳を困らせた。

 だがピコ太郎の「中の人」である古坂大魔王は、もともと独特のセンスの持ち主として知られる。

「古坂大魔王は底抜けAIR-LINE時代から、爆笑問題の田中裕二や、くりぃむしちゅーの上田晋也など芸人間では高い評価を得ていました。しかしながら、なかなかブレークできず、有吉弘行に同じく『楽屋真打』というべき存在でした。売れない理由はいくつかあるのでしょうが、大きかったのはわかりづらさにあるでしょう。独特の設定や言い回し多用するため、付いてこれる人が少なかったのです」(放送作家)

 だが、古坂は世間に合わせて自分のセンスをチューニングすることはしなかった。途中からはお笑いと音楽の融合といった、新たなジャンルへの挑戦もはじめる。やはり世間の理解は得られず、無謀とも映るものだったが、しっかりと評価した人物もいた。

「2011年に亡くなった立川談志師匠ですね。爆音で音楽を流しながらコントをやるネタを『爆笑オンエアバトル』(NHK)で披露したところ、案の定大スベリしてしまいます。しかし、審査員だった談志師匠は『ぱーっとやってぱーっと終わるのがいい』『わけがわかんないけど、見たことがないネタ』『何を言われてもやり続けろ』と激励したそうです。ある意味ではのちのピコ太郎につながるセンスを見抜いていたともいえます。ピコ太郎のブレークを見たら談志師匠も喜んだのではないでしょうか」(同)

 やりたいことをやり抜いたピコ太郎の快進撃は当分続きそうだ。
(文=相川ナロウ)

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