加藤浩次が“体操協会の女帝”を断罪!「自ら土俵に上がる」MC力に称賛の声

編集部

 リオ五輪代表、女子体操・宮川紗江選手のパワハラ騒動を取り上げた8月30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、MCの加藤浩次のコメントが注目を浴びている。

 宮川選手は29日の会見で「18年しか生きていませんが、人生の中で一番の勇気を出してここに立っています」と前置きし、日本体操界の女帝と呼ばれる塚原千恵子女子強化本部長を名指しで批判した。

 この件について加藤は、「公平に選ばなければいけない強化本部長がイチ団体の監督なのはおかしい」と怒りを滲ませ、「18歳の選手に こんな会見を開かせた体操協会が どうかと思う。協会の体質に問題がある」と断罪。視聴者からは「スッキリ見てて加藤浩次やるなって思った」といった称賛の声が上がった。

「今や“朝の顔”として不動の地位を築いた加藤ですが、彼を起用したくなるのはその『ギャップ力』です。芸人としてはすぐにキレる、何にでも噛みつく“狂犬キャラ”ですが、私生活では愛妻家で3児の父としての家庭的な一面もある。野太い声の印象とは裏腹にナイーブな性格で、新聞各紙をものすごく読み込む勉強熱心な人でもあります。そうした人間としての“振れ幅”が視聴者にも魅力的に映るのではないでしょうか」

 番組当初はコメンテーターのテリー伊藤、勝谷誠彦の異なる意見を裁く名行事ぶりが際立ったが、最近では、自ら土俵に上がることもしばしば。

 生出演した日本ボクシング連盟の山根明会長と対峙。話が脱線しがちな山根氏に対して、「その理由は?」「そういうことではない」「会長、そこではないんです」と言葉を遮りながら食いつてみせた。

「自分はどちらの意見に賛成なのか立場を鮮明にし、自分が間違ってしまったとわかったら、翌日には『昨日はAと言いましたが、Bが正しいと思います』と軌道修正をする潔さもあります。こうした加藤の仕事術をまとめた本の話も持ち上がっているようですよ」(芸能記者)

 塚原夫妻は宮川選手への直接謝罪を公表しているが、単なるMCを超えて、キャスターとしての才能も開花してきた加藤。これからも忖度知らずの直球意見で視聴者をスッキリさせてもらいたいものだ。

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