りゅうちぇる、タトゥーで炎上も覆した「日本を変えたい」という男性タレントの常識とは?

編集部

 タレントのりゅうちぇるが8月19日にインスタグラムにて、両肩に入れたタトゥーを公開。これに対して批判が殺到すると、21日には〈こんなにも偏見されるのかと思いました〉と、タトゥーに対する否定的な反応が多かったことに驚き、〈こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい〉と宣言した。

 ネット上では賛否が渦巻き、芸能人も参戦しての大論争が勃発。今も喧々諤々の議論となっている。

 そんなりゅうちぇるには、これまでも“常識”を覆してきた実績がある。

「個性的なファッションにメイク、独特なキャラクターもさることながら、交際中のカップル・ぺこ&りゅうちぇるとして登場したのが衝撃的だった。未婚の若い男女が『カップルキャラ』で堂々とテレビに出てくるのはかなり珍しいこと。一見、タブーに縛られず、なんでも好き勝手にやっているように見える男性芸人たちでさえも、交際中の彼女とテレビで共演したり、その女性とイチャイチャしている姿をさらけ出したりは絶対にしなかった。ところが、りゅうちぇるはぺこのことを『好き』と公言。なんの照れもなく、テレビを通じてその感情を発信しています。まさにここが革新的だった」(ディレクター)

 りゅうちぇるにとって、恋愛とはただの日常。恋愛感情は隠すようなものではないし、恥ずかしがる必要はどこにもない。それが、同じ感覚を共有する若い世代には親近感を与え、上の世代には物珍しさと目新しさを感じさせたのだろう。

「キャラ作りを周りが認めていることも珍しいケース。『ちぇるちぇるランド』出身と言い張るも、そこをしつこく突っ込まれると弱気になったり、すぐに開き直ったりしています。その出身地のことも“設定”と自分で言ってしまっていますしね。りゅうちぇる人気の火付け役となった明石家さんまも、『何年も試行錯誤してあのキャラになったんだろう。感心するわ』とほめていましたよ」(前出・ディレクター)

「キャラを作っている」と公言して、あえて隙を見せているというのも、キャラで売れるためには重要な要素。ぺことめでたく結婚して「夫」や「父親」という新たなキャラを手に入れ、オネエ系の要素を少しずつ薄めたが、次のキャラをも彼の中にはもう出来上がっているのだろう。

 タトゥーの件では批判を浴びたが、りゅうちぇるなら世間の常識を覆す新たな価値観を生み出すことができるかもしれない。

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