『ちびまる子ちゃん』ベストセレクション!さくらももこさん、ありがとう!涙なしには見られない神エピソード紹介

編集部

 

 国民的アニメ『ちびまる子ちゃん」』の作者として知られる人気漫画家のさくらももこ氏が、15日に乳がんのため亡くなった。漫画好きのみならず、幅広い年齢層に多くのファンをもつさくら氏の突然の訃報に、日本国中は今なお悲しみに暮れている。

 ただ、悲喜こもごもの人生模様をユーモラスに描いてきたさくら氏は、人々が悲しみ続ける姿を望んでいないのではないか……ふと、そんなことを思ってしまう。

 そこで今回は、さくら氏の功績を称えつつ、涙がほろり・心がほっこり温まるアニメ版『ちびまる子ちゃん』の代表回を紹介したい。

 まずは、人生の世知辛さを教えてくれた作品を。

「まる子 おすし屋さんへ行く」の巻は、友蔵のまる子に対する愛情が、なけなしの年金を吹き飛ばす悲劇を呼ぶ。友蔵もまる子も悲しみのどん底に落ちる姿を忘れられないファンは多い。

 そして、永遠の語り草となっている「永沢君の家、火事になる」の巻。陰の人気キャラクター・永沢君の屈折した人間性が生まれるきっかけは、もはや家族向けアニメの領域を超えた悲惨っぷりである。この回をきっかけに「トラウマ」という言葉の意味を知った人も多いことだろう。

 一方で、ハートフルな回も人々の記憶に刻まれている。「おかあさんの日」の巻は、母の日をテーマにしたストーリー。まる子がお母さんのために小遣いをはたいて買ったハンカチを、お母さんがすでに持っていることが渡す直前に判明したのである!「どうせ嬉しくないじゃん!」と涙するまる子に持っていたハンカチを渡して「このハンカチ、まる子にあげる。お母さんには、まる子がくれたハンカチがあるもの」と一言。普段はケンカばかりの親子の愛を垣間見たエピソードは、同作品の代表とも言えるエピソードだ。

 人それぞれにベストストーリーはあるはずだ。さくら氏に哀悼の意を表して、いま一度見直してみてはいかがだろうか。

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