華原朋美、引退示唆……それでも“暖かい声”が多い理由は?

編集部
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 歌手でタレントの華原朋美が、7月15日のSNS閉鎖騒動後初となるメディア取材に応じた。『女性自身』(光文社)のウェブサイトが報じたもので「SNSのアカウントは事務所の管理とチェックを経ていたのでファンに思いを伝えられないジレンマを感じていた」「現在は事務所と今後の方向性を協議中でうまくいかない場合は引退も考えている」といった発言を多鳴っている。

 これを受けネット上では「朋ちゃん辞めないで」「やっぱり彼女には歌い続けて欲しいわ」といった声が聞こえる。華原朋美に関してはアンチよりも、暖かく応援するファンが多い。男性ばかりではなく、女性ファンもいる。なぜ、彼女はそこまで愛されるのか。

「華原朋美は1995年にシングル『keep yourself alive』でデビューを果たします。それまでは、遠峯ありさ名義でグラビアアイドル活動を行っていました。歌手デビューにあたり、プロデューサーの小室哲哉と同じイニシャルであるT.Kを持つ華原朋美に改名します。音楽上ばかりではなく実生活も恋人同士のパートナーでした。華原をプロデュースするにあたり小室が掲げたコンセプトは『コンビニの前に座っているような普通の女の子』でした。3曲目の『I’m proud』は、女子高生の援助交際をモチーフとする楽曲です。このように90年代の女の子の姿を代表するため、世代を象徴する人物として広く愛されているのでしょう」(サブカルチャーに詳しいフリーライター)

 このほか華原は牛丼の吉野家の「つゆだく」をはやらせたほか、1999年のJT「桃の天然水」のCMフレーズ「ヒューヒュー」なども記憶に残る。一方で、その後私生活は荒れ始める。

「彼女は1999年に自宅でガス中毒騒ぎを起こします。小室哲哉と破局し、精神的に不安定な状態にあったといわれますね。その後も芸能活動の再開を休止を繰り返しながらも歌手復帰の望みを捨てませんでした。2013年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では小室と15年ぶりに共演を果たしています。こうしたストイックな姿勢に心打たれるものがあるのかもしれません」(同)

 もちろん華原がどのような選択をしたとしても応援したいところだが、できることならば歌い続けてほしい。
(文=相川ナロウ)

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