ウッチャンナンチャンが“コンビを続ける理由”とは?「解散イジリも否定で……」

編集部

 8月21日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)にウッチャンナンチャンの南原清隆が出演し、司会の笑福亭鶴瓶からコンビ解散をイジられる場面が見られた。南原は「解散してねぇよ」と笑いながら否定した。

 ウッチャンナンチャンは現在、定期レギュラーのコンビ出演はない。共演の場は『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(TBS系)、『全日本歌唱力選手権 歌唱王』(日本テレビ系)、『新春 鶴瓶大新年会』(フジテレビ系)と年に数えるほどしかない。実質的に解散状態にあるといえるが、なぜコンビの名前を残し続けるのだろうか。

「お笑いコンビの出会い方というのはいくつかのパターンがあります。実の兄弟や幼稚園からの幼馴染といったつながりが濃いパターン、高校や大学で出会う学生生活パターン、各事務所のお笑い芸人養成所などで出会うパターンなどです。ウンナンは専門学校の同級生なので、学生生活パターンになりますね。もともと授業の一貫として漫才を組んだところ、講師をしていた内海桂子・好江の目にとまりプロデビューを果たします。もともとウッチャンは映画監督、ナンチャンは俳優志望であり、成り行きでお笑い芸人になった要素もあるので、ドライな関係を築けているのでしょう」(芸能関係者)

 さらに、コンビ共演がないのは「コント番組」の不在も関係している。

「ウンナンはもともとコンビニやレンタルビデオ店など日常生活を描いたコントを得意としました。ダウンタウン、清水ミチコ、野沢直子と出演した伝説の深夜コント番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)や、トレンディドラマの秀逸なパロディコントを作り上げた『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(同)は人気番組となりました。さらに90年代末にはじまった人気番組『笑う犬』シリーズ(同)も知られますね。ただ、コント番組というのは制作するのに予算も時間もかかるので、現在では成立しにくくなっています。ウッチャンはNHKで『LIFE!~人生に捧げるコント~』を不定期放送しており、コントには相当思い入れのある人物です。ナンチャンも狂言に興味を持つなど、表現への興味は捨てていませんので、いつかは2人がそろったコント番組を見たいところですね」(同)

 共演の機会が減ろうとも、ウンナンはコンビとして熱い思いを共有しているのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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