安室奈美恵の「翁長知事追悼」が話題に! 沖縄へ戻らない理由とは?

編集部

 8月8日に沖縄県の翁長雄志県知事が膵臓がんのため亡くなった。67歳だった。これを受け、沖縄出身の歌手・安室奈美恵がオフィシャルホームページで追悼コメントを発表した。安室は沖縄県民栄誉賞の授賞式で翁長知事と対面しており、体調不良を押して対応してもらったことに感謝の意を示している。さらに「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」と記している。亡くなった翁長知事とともに、故郷沖縄への思いが感じられる文章だ。

「安室奈美恵は、沖縄アクターズスクールに通い、15歳で“SUPER MONKEY’S”のメンバーとして上京します。以来、沖縄を離れています。しかし、2000年には九州・沖縄サミットのイメージソングである『NEVER END』をリリースしたほか、17年にはデビュー25周年の野外ライブを、地元の宜野湾で行うなど、沖縄との関わりは持ち続けました」(芸能ライター)

 しかし、安室は引退後は沖縄へ戻る様子はなく、一部メディアでは京都移住が報じられている。これはなぜだろうか。

「安室は実の母を1999年に亡くしています。再婚相手の弟に車で轢かれたあとにナタで殴られるという凄惨な事件でした。さらに犯人はその後、農薬による服毒自殺をしています。殺人の動機としては、犯人がすでにトップスターであった安室の資産を目当てにした金銭トラブルがあった、そもそも安室の実母と兄の再婚に反対していたといった説が取り沙汰されました。安室にとって深いトラウマとなっているのは確かでしょう」(同)

 沖縄に肉親の凄惨な死の記憶が刻まれているからこそ、彼女にとっては戻りたくても戻れない場所となっているのかもしれない。しかし、沖縄は彼女にとって愛すべき故郷であるのは間違いないだろう。
(文=相川ナロウ)

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