兵庫県警を怒らせた!? 小保方晴子氏の電撃参考人聴取の背景!!

編集部
小保方晴子

 「STAP細胞」をめぐる騒動で渦中の人となった小保方晴子氏が今月17日、兵庫県警から参考人として任意で事情を聞かれたことが明らかになった。

 「STAP細胞」をめぐっては、一昨年12月、小保方氏が当時所属していた理化学研究所の調査委員会が、すでに存在していた「ES細胞」が混入した可能性が高いという調査結果をまとめた。
 
 去年1月には、理研の元研究員・石川智久氏が「小保方氏の研究室から見つかったES細胞は、別の研究室から何者かに盗まれたもの」だとして告発状を提出し警察が受理していた。

 一方、小保方氏は先月出版された手記「あの日」(講談社刊)で、「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれているように感じた」などと綴っていた。

 そうした中、今月17日の兵庫県警による突然の参考人聴取については大きな話題を集めているが、警察OBはこう語る。

「あの手記を出版した影響は多分にあったと思います。警察当局が捜査に本腰を入れる一つの理由として、被疑者によるいわゆる派手な活動というのがある。例えば、最近だとクラブ襲撃事件や市川海老蔵さんの暴行事件で注目を集めた『関東連合』の石本太一氏や総額100億円を超える金を不正に引き出していた事件で知られる『大王製紙』の会長だった井川意高氏も、著書を出版した直後に逮捕されました。覚せい剤取締法違反で逮捕された清原和博氏もテレビでの活動を再開した後、内偵捜査も本格化しました」

 さらにこう続ける。

「これまで腰が重かった兵庫県警が、このタイミングで任意とはいえ、小保方氏の参考人聴取に踏み切った背景には、あの手記の出版が大きかったと思います。ようは『あまり警察をナメるなよ!』ということですね」(警察OB)

 手記の出版で警察当局を本気にさせてしまった小保方氏の今後に注目である。

写真/吉田尚弘

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