「フジ月9」織田裕二10年振り主演も霞む「迷判断」!? ブランドは凋落の一途?

編集部

 

「月9ドラマはもはやこれまでか…」と思わせるニュースが流れた。

 1日にフジテレビ系ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜・後9:00)が10月よりスタートすることがわかった。主演は10年振り3度目の月9主演となる織田裕二。『東京ラブストーリー』『踊る大捜査線』などの歴史的ヒットドラマの主演を務め、フジテレビの黄金期を支えてきた名俳優の抜擢にテレビフリークの期待値は急上昇。さらにHey! Say! JUMPの中島裕翔が脇を固めるキャスティングは、幅広い女性層を魅了する「イケメン堪能ドラマ」の要素を満たしている。

 ここ最近の月9主演は、お世辞にも超一流と呼べる俳優が不在。それだけに「SUITS/スーツ」からはキャストの豪華さで世間を釘付けにしてきた「ドラマのフジテレビ」復活の気配が漂う。

 しかし、肝心のストーリーに関する情報を目にして驚いた。なんと海外ヒットドラマの“リメイク”なのである。原作はアメリカの弁護士ドラマ「SUITS」で、主役の敏腕弁護士がチームでさまざまな訴訟に挑むというストーリーだ。これまでにフジテレビは『HERO』『リーガル・ハイ』といった法律を題材とする名作を生み出し、いずれもオリジナルである。それにも関わらず海外ドラマをリメイクするという安易な選択では、ドラマフリークのみならず一般視聴者の関心を集めることは難しいだろう。

 フジテレビはアメリカヒットドラマを月9の原作にすることを「史上初の試み」と銘打ち意気込んでいる。いままでやらなかった理由が、日本に輸入し実現するのが難しいからなのか。それとも、リメイクしてもヒットしないと予想がついていたからなのか。その答えは10月の放送開始後に徐々にわかることだろう。

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