連日、大富豪の前澤友作氏との交際sns投稿で世間を騒がせている剛力彩芽。一方、以前から交際が伝えられていた俳優の三浦翔平と結婚した女優の桐谷美玲。
この2人の世間の反応はまるで「真逆」である。
桐谷は結婚報告がなされてからメディア全体で祝福ムード。三浦の過去の「悪行?」疑惑こそ多少出ていたものの、基本的にはわかりやすい美男美女カップルへの羨望の声が多数といった具合だ。早い段階で三浦が交際を認めたのも大きかったのかもしれない。
一方、剛力はといえば、ロシアW杯決勝を一緒に観に行った写真をUPすれば「男の金で……」と叩かれ、大物芸能人からも苦言を呈される始末。インスタグラムの写真を消す報告をして、削除後に前澤氏が撮影した写真をUPすればまた叩かれ……ととにかく世間から非難を浴びるポジションになってしまっている。
日本人の「慎み深さ」というべきか、交際をオープンにせず、男が交際を認め、しっかりと結婚した桐谷側には非の打ち所がないといえばそうで、わかりやすいまじめな交際ということがわかる。それと比較すると、セレブ感丸出しで結婚するかも謎な上、女性関係で世間を騒がし複数の女性の間に3人の子どもがいる前澤氏との交際という、状況証拠だけみれば「不純」な状況が嫌われている部分もあるのかもしれない。
正直、日本人感覚でいえばこの扱いの差は当然といえるだろう。出る杭は打たれるというべきか、この「嫉妬社会」ではそれも仕方がないことだ。剛力の行動は叩かれるか否かという点では失敗といえるかもしれない。
ただ、桐谷と三浦のようにコソコソと交際しなければならない芸能界の「慣例」が「正しい」のかといえば、果たしてそうなのだろうか。昔とは時代も変わったので、芸能人がオープンに交際することがあってもいいようにも思える。また、慎ましい恋愛をした桐谷と三浦カップルも、そこまで注目されているわけではないだろう。
剛力にがんばってほしい、とは別に思わないが、あからさまに否定しなくとも……と思ってしまうのも事実だ。「勝てば官軍」ではないが、成り上がったトップクラスのセレブと交際すれば、誰だって舞い上がるに違いないのだから。