7月期の民放プライム帯の連続ドラマが、すべて放送開始した。初回視聴率トップは、5シーズン目を迎えた上川隆也主演の人気シリーズ『遺留捜査』(テレビ朝日系)で14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、ほかのドラマの追随を許さず。

 2位は綾野剛主演『ハゲタカ』(同)の11.9%、3位タイは綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』(TBS系)、山崎賢人主演『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の11.5%。5位は石原さとみ主演『高嶺の花』(日本テレビ系)の11.1%。6位は少年隊・東山紀之主演『刑事7人』(テレビ朝日系)の11.0%となっている。

 初回視聴率上位に名を連ねたドラマの中で、際立つのは、やはりテレ朝の刑事シリーズの“強さ”だ。『遺留捜査』は、同局の『相棒』(水谷豊主演)ほどの高い数字は取れないものの、過去の全シーズンで平均視聴率が2ケタを記録する安定感が強みだ。

 今年で4シーズン目となった『刑事7人』も、2015年のシーズン1こそ、9.6%にとどまったが、シーズン2、3は10%超えを果たしている。今シーズンも初回の11.0%に続き、第2話では12.7%と大幅アップするなど好調だ。

 とかく夏場は外出する機会が増え、在宅率が下がり、視聴率も低調傾向にあることから、“夏枯れ”と称されたりもする。だが、ことテレ朝の刑事ドラマに、その言葉は関係ないようだ。

 4月期も、同局の刑事ドラマは絶好調だった。故・渡瀬恒彦さん主演『警視庁捜査一課9係』を後継した『特捜9』(V6・井ノ原快彦主演)は平均14.0%の高視聴率。内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長』シーズン3は12.8%、波瑠主演『未解決の女 警視庁文書捜査官』も13.0%と全ドラマで高い視聴率をマークした。『捜査一課長』は7月15日に早くも、スペシャルがオンエアされたが、これも13.4%と記録し、根強い人気を示したばかり。

 来たる10月期には、『相棒』、沢口靖子主演『科捜研の女』の鉄板ドラマがスタートする予定だ。スタートを見る限り、同局の今期の刑事モノも安定した数字をマークすることは濃厚で、次クールにいい流れをつくりそうだ。
(文=田中七男)

テレ朝の刑事ドラマ、7月期も強し……根強い人気で夏枯れなど関係なし!のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!