北川昌弘の「美女&美少女的ドラマ独偏批評」その3

石原さとみ『高嶺の花』の見どころはお口クチュクチュシーンと高橋ひかるの眼帯コスプレ

編集部

 あれだけ自転車が壊れていて服が泥だらけな割に、服を脱いだ時に、下着は汚れていないし、本人はかすり傷もしていない様子とか。

 付きまとい行為の時も、彼の居場所をどうして知っていたのかも謎。
本人は偶然と言っていたが、その割には自転車で一目散に駆けつけたようである。

 見どころ的には、石原さとみのお口くちゅくちゅシーンが、流石の可愛さでした。その一瞬だけでもドラマを見る価値ありです。

 あとは全日本国民的美少女コンテストグランプリの高橋ひかるが演じる自転車店の店番をしているコスプレ少女・原田秋保。一応、自己紹介的に「名前が秋葉だったら“秋葉原だ”だったのに」と残念がったりもする。コスプレ的には、出番ごとにコスプレが変わりつつ、あまりに本格的過ぎて、高橋ひかるだとわかりにくくて、ちょっと残念なのだが……。

 風間の母親の葬式での黒い衣装で黒髪で、しかも眼帯をして、不気味なぬいくるみを持っているコスプレは、萌えました。そこだけでも十分見る価値ありでした。

 異母姉妹なのに仲が良さげな、石原さとみと芳根京子の関係性も好印象。
ラストでは、ななの次期家元のお披露目的イベントに、風間のおかげで臭覚や味覚が治ったように思えるももが、助けに来て、次期家元問題が振り出しの戻ったように見える。
しかも、それを見ていた千葉雄大の表情にも変化が起きて、結婚対象に変化が……?
と引きもバッチリ。

 予告では、石原さとみが実際にキャバ嬢になるみたい…と見どころ告知もバッチリでした。お見事です。

 強といて言えば、問題は、お話がよく出来ていて、かなり集中して見ていないといけないことくらいでしょうか。

北川昌弘(きたがわ・まさひろ)
1957年、北海道生まれ。成蹊大学卒業。美女&美少女ウォッチャー。執筆活動やメディアへ出演する一方、各地の芸能イベントでの取材活動を行い、アイドルランキング『T.P.ランキング』の資料収集に従事。1991年〜1992年オーディション番組『ゴールド・ラッシュ!』(フジ)の審査員。1996年〜『ザテレビジョン』ドラマアカデミー賞審査員。

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