アイドルグループ、STU48が8月29日にリリース予定だったセカンドシングルの発売を延期すると発表した。また、船上劇場のオープンも延期となる。
瀬戸内7県を活動エリアとしているが先日の豪雨災害では近畿、中国、四国地方で甚大な被害が出ており、死者は200人に達したとの報道もある。
芸能関係者は「所属先はどちらかと言えば行政や地元企業が中心で出資した会社で、各々がかなりの被災を受けた。正直、活動支援どころの話ではないと思う」。今回はミュージックビデオの撮影にも影響が出たというが「これまでのAKBグループと違い、活動エリアを広くした分、統制が取りにくくなった側面もある」と指摘する。
現状は個々のメンバーがローカル番組などにも出演しているが、規模の割には大きな動きが見えにくいのが現状だ。
それだけに、今回の災害が「1つの活動の軸になるのでは」とも明かす。
「自分たちの活動エリアがこれだけ被災しているのだから、復興支援を掲げるのは当然でしょう。まだ、知名度も低いメンバーばかりだが、芸能活動だけでなくボランティアに参加させることも重要。そうすることで人の気持ちを理解する勉強にもなる」
グループとしての芸能活動が次々と延期になる中、逆境をチャンスに変えて動けるか。