本田翼のドSキックで高視聴率ゲット! “フジを救った初回”と“爆死した菜々緒”の差とは?

編集部

 フジテレビの救世主となりそうな気配だ。

7月9日にスタートした沢村一樹主演のドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)の視聴率が10.6%を記録。フジの月9ドラマとしては、昨年7月期の山下智久主演ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THW THIRD SEASON』以来の2ケタ視聴率となった。

「爆死続きの月9にあって、近年唯一のヒットが『コード・ブルー』だったことで、フジは過去の人気シリーズにすがるしかなかった。『絶対零度』は10年〜11年に上戸彩主演で放送されていますが、今回は主人公が上戸から沢村に変更。ストーリーも未解決事件や特殊犯罪を扱っていた前2作とは違い、未来の犯罪を予測して捜査するという展開でしから不安もあったはず。前作のファンからは『別物』とのブーイングも飛び交っていますが、好発進したことで関係者は胸を撫でおろしていることでしょう」(テレビ誌ライター)

 第1話を観た視聴者からもっとも大きな拍手が贈られていたのが、女刑事を務めた本田翼だ。

「第1話では、関ジャニ∞・横山裕演じる同僚刑事に対し、『童貞のくせに!』と罵倒したり、犯人との激しいアクションシーンも繰り広げられ、男性の顔面や急所を蹴り上げる“ドS”なシーンがありました。彼女が足を振り上げ、倒れた犯人を縛り、タイトスカートのまましゃがみ込んだシーンには、ファンの視点も釘付けだったとか?」(前出・テレビ誌ライター)
 ドSキャラとキックの組み合わせといえば、菜々緒が主演した4月期のドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)が思い出されるが、こちらは全話平均視聴率8.2%と振るわなかった。

「菜々緒の場合は、もともとドSキャラが定着していたうえに、彼女のハイキックはプロの格闘技家のようなガチさがあって、ドラマの暗さと相まって視聴者が引いてしまった。その点、本田はこれまで乙女なキャラも演じてきており、今回のドSキャラはギャップ萌えの要素があります。アクションシーンなどは希少ですから、視聴者アップにかなり貢献したのではないでしょうか」(テレビ関係者)

 この後も本田のドSアクションに期待が集まりそうだ。

本田翼のドSキックで高視聴率ゲット! “フジを救った初回”と“爆死した菜々緒”の差とは?のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!