W杯も大詰め!で回想する木村拓哉、草なぎ剛主演映画『シュート!』の「撮り直したい」悔恨“迷”シーン

編集部
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 日本中を熱狂させたW杯もいよいよクライマックスを迎えようとしている。

 元SMAPの中居正広は、6月30日放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』で「サムライブルー愛」が強いことを明かしていたが、この時期、元メンバーたちはデビュー当時の“あの作品”に思いを馳せたのではないだろうか。94年に松竹で公開された映画『シュート!』がそれだ。

「同作は、前年のJリーグ発足ブームに乗っかった形で、大島司氏の人気マンガを実写映画化したもの。SMAPはシングルの売り上げが長らくトップを取れなかったり、コンサート会場がガラガラだったりと、デビュー直後は苦労していた。森且行も含めた6人全員で出演した映画はこれが唯一です」(映画ライター)

 主役の田仲俊彦を中居が演じ、こそばゆいまでの青春ものに仕上がっている。「天才」久保嘉晴を演じた木村拓哉もW杯予選で盛り上がっていた昨年のラジオ番組で、この作品についてこう触れている。

「『シュート!』のオレらのその映画の話をするのは、かなり恥ずかしいなっていう気持ちになるんですけども…いやワールドカップ的にはテンション上がるよ?すげえ上がるんだけど…映画『シュート!』の話をするっていうのは、割りとなんか個人的にはテンション下がる~っていう。映画の中では、僕がやらせていただいたのは天才ストライカー的な役だったんですけど、今だから言える話じゃないかなと思うんですけどこれ、(サッカーが上手いようには)見えないですね。正直、撮り直したいって言う感じです、はい」

 本人的には苦い話のようだが、木村以上に思い出したくないのが草なぎ剛かもしれない。ベテランの芸能記者がその理由を明かす。

「草なぎが監督から激怒された『散髪事件』は有名です。サッカーの試合の前半と後半は別々の日に撮影が行われたのですが、その間に草なぎが散髪をしてしまった。そのため、初めに撮影した後半部分と後に撮影した前半部分とでは髪型が違っていて、ハーフタイム後に始まった後半戦では草なぎの髪が伸びているんです(笑)」

 この名(迷)作が次にクローズアップされるのは4年後になるだろうか?

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