中森明菜、ニューシングルで初の“桜ソング”に挑戦!
編集部
さらに昨年12月30日にリリースされた6年ぶりのオリジナルアルバム『FIXER』も今年1月11日付けのオリコン週間アルバムランキングで7位を獲得し、20年5ヵ月ぶりにオリジナルアルバムがオリコントップ10入りを果たした。 そんな明菜が16年の第1弾シングルとして世に放つのが『FIXER –WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING-』だ。 今回新たに収録される新曲のテーマは“春”。 新曲は「ポルノグラフィティ」の新藤晴一が作詞を手がけた作品で、新藤との異色のコラボで初の“桜ソング”に挑戦。
「彼の海にたどり着け 揺蕩う(ただよう)まま 私を待っていて 桜…♪」と女心を切なくも温かく表現した歌詞を“歌姫・中森明菜”が見事に歌い上げている。
約4年間の音楽活動休止を経て、2年前に音楽活動を再開した明菜だが、当時の作品はその苦悩や病気との闘いの日々、その苛立ちや焦りを乗り越えよう、頑張ろうという本人の想いが表現されていた印象だったが、今作は新たな音楽作りを楽しんでいる様子で、実際にレコーディングは年末年始を返上して行われ、デビュー以来、初めての“桜”をテーマにしたシングル作品への挑戦によって、 さらなる飛躍を遂げようとしている。 また、昨年末にリリースされたオリジナルアルバムから、今回シングルカットされるタイトル曲『FIXER』は、のビートたけし&西島秀俊共演で2月27日に公開される映画「女が眠る時」のイメージソングにも起用されている。
明菜のオリジナル曲が映画楽曲になるのは、91年公開の映画「天河伝説殺人事件」での『二人静』以来で、今作ではニューアレンジされたシングル・バージョンが収録される。 50歳という節目の年を迎えた明菜だが、今作でさらなる復活が期待される。