絢香と三浦大知のコラボレーションが実現! プロデュースには小林武史氏が参加

編集部
00003

  シンガーソングライター・絢香と三浦大知が、来年2月14日に『絢香&三浦大知』としてリリースするシングル『ハートアップ』でコラボレーションをすることが分かった。

  今回のコラボは、今年4月に某大型CMタイアップ曲として企画が浮上。
  今年30歳の同い年でデビューのタイミングも近かった2人は、ジャンルは違えども、それぞれのフィールドで第一線で活躍しているお互いの音楽性をリスペクトをしていたこともあり、この企画を快諾。
  実力派ヴォーカリスト同士の夢の共演が実現した。

  同曲は、今夏にCM打ち合わせで絢香、三浦、プロデューサーである小林武史氏が顔を合わせた際、楽曲についての話をし、絢香が三浦と一緒に歌うことをイメージして楽曲を制作し、デモ音源を三浦サイドに送った。

  そして、今年9月8日に開催されたKREVA主催のフェス 「908 FESTIVAL 2017」にそれぞれが出演する機会があり、このフェスで絢香、三浦、KREVAの3人でのセッションを披露。
  絢香と三浦はこの日初めて共演し、より具体的にコラボした時のイメージが出来上がったとか。

  その後、プロデューサーの小林氏を含めた3人でプリプロを行い、同じスタジオ内で2人で歌ったデモを制作。
  それを受けて、小林氏によるアレンジが加わり楽曲が完成したという。

  CDには同楽曲の絢香のみ、三浦のみのヴォーカル入りバージョンも収録され、DVDに収録されるミュージックビデオも同様にそれぞれのヴォーカル入りで観ることができる。

  絢香は、「曲名『ハートアップ』に込められた想いとして、恋の甘酸っぱさやホロ苦さを経験していく心を『ハート』に、それを経て成長する新しい自分を1UPした状態と例えて『アップ』に、その2つを合わせて『ハートアップ』と命名しました」。

  続けて、「男女の別れから交錯する切ない想いが幾重にも交差し、お互いの未来にまた交わる道があるのか? それとも道は離れて2度と重なり合う事のない未来を描くのか? そんな感情を胸に抱えながら、運命の指す方へ前を向いて力強く歩んで行く男女の物語です」と明かしている。

  さらに、「失恋をバネに、さらに強く、さらに高く飛べるような前向きな気持ちが、2人の運命をより良い形で結ぶことを願うような気持ちで書きました」とし、「恋する気持ちは痛かったり、悩ましかったり、悲しかったり、すれ違いの歯がゆさだったり…色々な事があるたびに揺さぶられる感情を経験することで、心が強くたくましく成長していく。大知さんとのデュエットや、小林武史さんの前向きななかに潜む切なさも感じられる素晴らしいアレンジにより、その世界観をより豊かに表現することができました。2人の声が重なり、まるで感情が交差していくようなヴォーカルワークも聴きどころです!」と話している。

  一方の三浦は、「『ハートアップ』というタイトルのとおり、切ないことだったり人との出逢いだったり色々なことを乗り越えて人の心が強くなっていくなかで、切なさや強さや温かさといったものが複雑に、でも綺麗に描かれている楽曲だと思います」。

  そのうえで、「最初にデモを聴いたときに流石だなと感動しました。単純にすごく好きな曲です。楽曲全体を通して、1番が男性で2番が女性といったいわゆるデュエット曲ではなく、1番でも2番でも、2人の声が交差していくといった楽曲になっています。絢香ちゃんの声とボクの声が交差していく感じがいちばん出ているのがサビで、絢香ちゃんとボクが歌っているラインがちょっと違っていて、歌声がクロスしていくとともに、色々な想いも交差していくところにコーラスワークだったり曲の構成がリンクしています。そういうところが聴きどころなのではないかなと思います」とコメントしている。

  小林は、「今回デモも本番も2人並んで同時に歌録りを行っていったのですが、実際2人の歌う力のレベルがものすごく高いので、僕的には一筆書きで描いていくようなアレンジがいいと思い、シンプルだけれど力強い楽曲が出来上がったと思います。絢香の作った楽曲の『街に潜む想い』にもライブ感が出せたと思います。とにかく2人の『歌い手として生きている感』が、すごい」と語っている。

絢香と三浦大知のコラボレーションが実現! プロデュースには小林武史氏が参加のページです。エンタMEGAは、エンタメ音楽の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!