水森かおりが亡き恩人・徳間康快元社長の墓前に15年連続の「紅白」出場を報告

編集部
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  演歌歌手・水森かおりが11日、東京・西麻布の大本山永平寺別院・長谷寺を訪れ、亡き恩人・徳間康快さんの墓前に「NHK紅白歌合戦」の15年連続15回目の出場が決まったことを報告した。

  今年でデビュー23年目を迎え、最新シングル『早鞆ノ瀬戸』がヒット中の水森は、今年の大みそかに放送される「紅白」への15年連続15回目の出場が決定している。

  徳間さんは、所属レコード会社の徳間ジャパンコミュニケーションズの元社長で、デビューの時から水森を「いつか紅白歌手になれるよう頑張れ!」と娘のように優しく励まし、温かく見守っていたという。
  そんな育ての親でもある恩人の徳間さんの墓前には、2003年に『鳥取砂丘』が大ヒットし、念願の「紅白」初出場が決まった年から毎年欠かさず、「紅白」発表後に報告に訪れている。

  水森はこの日、墓前に花をたむけ、手を合わせながら「お陰さまで今年も『紅白』出場が決まりました。いつも見守っていてくださってありがとうございます」と感謝の気持ちを込めて頭を下げた。  

  水森は、「『紅白』出場は今年で15回目になりますが、自分でも信じられないような回数、出場させて頂くことになり、今年も徳間社長の前で手を合わすことができてホッとしました。決まった瞬間は、いつも長良(じゅん)会長と徳間社長の顔が思い浮かびますが、今年も出場が決まって心から良かったなと思います」としみじみ。

  15回目の出場を決めて「紅白」の常連歌手になったが、「これから先も連続して『紅白』に出場したい?」との質問には、「もちろんです。毎年、『紅白』を一番の目標にして大みそかに向けて頑張っていますし、応援してくださったみなさんへの恩返しができる大きなステージだと思っていますので、これからも『紅白』を目標に頑張っていきたいです」と、さらなる飛躍を誓った。  

  「紅白」の巨大衣装&演出の話題になると、「まだ発表させて頂ける段階ではありませんが、きっとみなさんに楽しんで頂けるような衣装&演出になると思いますので、どうぞご期待ください」と笑顔を見せた。

  また、水森は今年1年を振り返って、「8月にブラジル公演がありまして、32時間かけて行ってきました。日系の方々は演歌が大好きで、カラオケも盛んだそうですが、『日本の女性演歌歌手で一番人気があるのは水森かおりさんなので、いつかブラジルでコンサートをやってくれるのを待っているからね』と言われていたのですが、今回、やっと実現できて。現地のみなさんの情熱がダイレクトに伝わってきて、来て本当に良かったなと思いました。すごく貴重な経験をさせて頂きましたし、その公演を通じて、日本を離れて頑張っている方々に日本の情景、きれいな風景を歌でお届けできるようなコンサートを世界各国でやってみたいという大きな夢が持てた、そんな1年でした」。

  そして、「来年は、また墓前報告ができるような充実した1年を過ごすことができたらいいですね」と話していた。

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