取り扱い注意!? 「SMAP」分裂騒動に大御所芸能人たちも一苦労

編集部

和田アキ子

 その一方で、核心を突くコメントをしながらも、あまり評価されていないのが歌手・和田アキ子だ。
 和田といえば、“芸能界の御意見番”としてコンサートの囲み取材などの場で時事ネタに対して持論を展開するのがお決まりとなっている。 「SMAP」の分裂騒動については、フジテレビ系「SMAP×SMAP」でのメンバーの謝罪中継が放送された3日後に開催された「第27回 日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の授賞式の囲み取材の場において言及。
 謝罪中継当日に同番組を見たことを明かしつつ、「『SMAP』のことはデビューした時から知っているんですけど、何だったんでしょうね? 結局、存続はするんでしょ? みなさん謝罪会見っておっしゃるけど、『なんで(メンバーが)謝罪しないといけないのかな?』と。ファンに対してご心配をかけたということなのか、そのへんは結局、何が言いたくて、何だったのかなと…」と感想を明かし、「でも、また5人で一緒にやってくれることには私もホッとしました」と語った。
 
 この和田の発言、同番組を見た多くの視聴者の思いや疑問に通じるところがあり、良く言えば“業界内にいながら業界のパワーバランスを意識していない”至極まともな意見にも思えるのだが…。
 日頃の大御所ならではの“上から目線”的な発言の数々で、アンチファンも多く抱える和田だけに、「よく言った!」といった支持はあまり得られなかった。

 また最近注目を集めたのが、これまた時事ネタを得意とする大御所ロック歌手の内田裕也である。
 内田は、29日に更新したツイッターで「SMAP」の独立騒動に自ら言及。
 以前、自身がプロデュースする時代劇の映画の企画で木村拓哉に出演オファーを出そうとして、ジャニーズ事務所と接触し、直接会った「SMAP」の育ての親で元チーフマネージャーのI女史から「脚本ができたらすぐに送ってください」と言われたものの、1年経っても連絡がなく、再度連絡したところ、中国の監督の作品に先に出ることになったと返答され、さらにその1年後に連絡したところ、今度は「山田洋次監督からオファーを頂いたので、先にそちらをやらせて頂きたいんですが」と言われたことを告白。
 さらに、最初の出会いから3年後に連絡を取ると、「どうしてもスケジュールが組めないので、このお話は無かったことにして下さい」とI女史からにべもなく告げられて、電話で「バカヤロー!」と叫び、「この世界で依頼を断る時は、ちゃんとアポイントメントをとって、俺の目を見て話すのがマナーだろう!」と説教したことを明かした。
 そのうえで、「独立して一体何をしようというんだ! ジャニーズ事務所あってのSMAPだろう」と切り捨て、「SMAP君、いい機会だ。これをどう逆転していくのか、皆一度謙虚になって打算を考えないでマジにぶつかって行けよ。いい歳のとり方をして、いい味を出してくれ!」とメンバーたちにエールを送った。

 この内田のツイートは、自身とI女史との因縁を赤裸々に綴った貴重な体験談ではあるが、インターネット上では批判的な意見が多い状況。
 大御所芸能人たちにとっても、「SMAP」分裂騒動の扱いはなかなか難しいようだ。

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