井上陽水、自身が作詞した「安全地帯」の名曲の秘話を明かす

編集部
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  歌手・井上陽水が12日、13日に東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで「井上陽水コンサート2017 秋“Good Luck!”ツアー」の東京公演を行った。

  この日は、最新リリースの映像ベスト盤『GOLDEN BEST VIEW 〜SUPER LIVE SELECTION〜』にも収録されている『女神』、『瞬き』、『氷の世界』、『結詞』、『夢の中へ』 、『傘がない』、『Make-up Shadow』など、代表曲をはじめとした豪華なセットリストで会場を盛り上げた。

  陽水といえば、先日放送されたNHK「SONGSスペシャル」で、玉置浩二の「安全地帯」と披露された31年ぶりの『夏の終りのハーモニー』が話題となっており、この日のコンサートのMCでも「安全地帯」との秘話を語り始めた。

  玉置が作った曲に陽水が歌詞をつけた『ワインレッドの心』は「安全地帯」の大ヒット曲でもあり、今回のツアーでは陽水も歌っているが、同曲は当初もっと“いい加減”な歌詞だったという。
  一例として「忘れそうな想い出を…」と歌うBメロの歌詞は、「ブタのような女と…」という歌詞で提出したところ、さすがに書き直しをしてほしいと差し戻しにあったことを明かした。

  また、奥田民生との共作曲『アジアの純真』も、そんなノリで歌詞を作っており、歌詞は採用されたが、タイトルを『熊猫深山』として提出したところ、これもまたさすがに差し戻しとなり、『アジアの純真』となったとか。

  陽水は、我ながらこれまで“適当”、“いい加減”にふざけた感じでこれまで生きてきてしまった、と自身で振り返りながら、「これまでを反省して、これから“誠実”を座右の銘に、“誠心誠意”生きていきます」と話して会場の笑いを誘った。

写真=有賀幹夫

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