「NMB48」の山本彩が7日、東京・タワーレコード渋谷店の地下1階の「CUT UP STUDIO」で、2ndソロアルバム『identity』の発売を記念したアコースティックミニライブを行った。
山本はステージで自身が作詞、作曲した『JOKER』や『サードマン』、「DREAMS COME TRUE」のカバー『何度でも』、スガシカオの作詞、作曲による『メロディ』の4曲を披露。
MCでは、先日に同店にサプライズで訪問し、店員の体験をした感想や『JOKER』のミュージックビデオの撮影に触れて、“2人の山本彩”が出会い、キスするシーンに関して、「CGで作って頂きまして、私は緑のマネキンを相手に2回キスしました」と話して会場の笑いを誘った。
そして最後の曲を歌い終えてファンから声援を受けると、「ありがとうございました。ツアーも始まるので、みなさん来てください!」と呼び掛けた。
開演前の囲み会見では、「前回以上に自分で作った曲も多いので、自分の成分というか、自分のやりたい曲ができたと思います」。
さらに、「前回よりもライブを意識したりだとか、楽曲の中に出てくる人の目線で、歌い方は一曲一曲を変えたりしたので、そのへんはすごく改めて曲に向き合えたかなと思います」語った。
自身が作詞した歌詞の話題になると、「基本的に私はネガティブ、根暗なタイプなので、それがどうしても曲に表れてしまうと思います。めちゃめちゃネガティブです。面倒くさいです」とハニカんだ。
また、同アルバムには阿久悠さんや「いきものがかり」の水野良樹ら豪華なアーティスト、クリエイターが参加しているが、「本来ならば阿久悠さんの歌詞を歌える時代の歌手ではないのに、今回こういう機会を頂けて。しかも水野良樹さんに楽曲を作って頂いて、他にも私の意思で水野さんに楽曲提供をお願いさせて頂いたので、ダブルで光栄だなと思います」と喜びをあらわにした。
©Sayaka Yamamoto