「HKT48」のフレッシュメンバー「F24」による博多座公演が開幕
編集部
今月22日と23日に全3公演が行われる。
また、「HKT48」が博多座の舞台に立つのは、2015年8月15日から31日まで上演した「指原莉乃座長公演」から約2年ぶり、「博多座」でコンサートを開催するのは史上最年少グループとなる。 開演15分前、すでに満席の劇場内に早くも熱気が漂う中、定式幕の前に小田彩加、豊永阿紀、村川緋杏、山下エミリーの4人が登場。
「最前ゼロポジシート大抽選会!」とのメンバーたちの突如の宣言で始まったのは、最前列中央の座席の抽選会で、来場の観客の中から“神席”を抽選でプレゼントするというサプライズ企画に、会場は開演前から早くも大盛り上がりとなった。 当選した観客が“神席”へ移動する間には、4人による「大喜利」も行われ、さまざまなお題でなぞかけを発表。
「スキップ」のお題では、小田の不格好なスキップ姿が会場の笑いを誘った。 そして公演は「HKT48」のシングル曲の『スキ!スキ!スキップ!』で幕開け。 朝長美桜の「HKT48 フレッシュメンバー in 博多座ついに始まりましたー!」との呼び掛けに続き、田島芽瑠が「2階席、3階席のみなさんの盛り上がりも最高です! ありがとうざいます!」と感謝。 矢吹奈子は、「さしこちゃんの座長公演から2年ぶりに、『HKT48』が博多座に帰ってきました!来てくださってありがとうございます!」と満面の笑みで喜びを伝えた。 今日の意気込みを聞かれた松岡はなは「劇場公演と比べてステージの奥行きが広くて、移動が大変…。最初から汗かきまくりですが、すっごく楽しいです!」。 最年少の今村麻莉愛は「昨日、気合いを入れてリンパマッサージに行ってきました!」と自慢げに話して笑わせた。 続いて出演メンバー24人がそれぞれソロやセンターポジションを務める“24曲メドレー”をノンストップで披露。
歌唱力に定評のある坂本愛玲菜の『365日の紙飛行機』からスタートしたメドレーは、次々に変わる楽曲やメンバー、客席内に登場する演出に絶えず大歓声があがった。 “24曲メドレー”の後は、「HKT48」のコンサートでは恒例となった「寸劇コーナー」へ。
三蔵法師役に田島、孫悟空役に今村、猪八戒役に松岡はななど、メンバーの個性にピッタリの配役となった「西遊記」のパロディ演劇を披露した。
妖怪役で1期生の田中菜津美、2期生の秋吉優花がサプライズで登場すると、会場内にどよめきが起きる場面も。 寸劇後のMCで秋吉が「『登場の時に歓声が上がるから!』と聞いていたのに違いましたね!」と話すと、田中も「まさか後輩の力を借りて博多座のステージに立てるとは…」と自虐ネタで笑いを誘った。 終盤では、先日発表された「AKB48」の 50thシングル(タイトル未定)の選抜メンバーに初選出された田中美久がセンターを務める『ロマンティック病』を初披露した。 その後、難易度の高いダンスナンバー『Make noise』や『キスは待つしかないのでしょうか?』、『12秒』などを一気にパフォーマンスすると、最後は出演メンバー一人ひとりが、「F24」の「F」にちなんで今後の決意を表明。 朝長は「“Face”の指原さんを超える『HKT48』の顔になります」と力強く宣言。 「チームTⅡ」のキャプテンを務める山下は、「まだまだ未熟な『F24』ですが、これからも初心を忘れずに夢に向かって頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」と深々と頭を下げた。 最後はメンバー全員で『少女たちよ』を披露。
終演後には、観客への感謝の気持ちを込めて全出演メンバーによる「お見送り」も行った。