[Alexandros]が名古屋・日本ガイシホールでの初ワンマンライブ

編集部
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  [Alexandros]が2日、名古屋・日本ガイシホールで初のワンマンライブを行った。

  この日のライブはステージを観客が取り囲む360度ステージで実施。
  会場に集まった1万人のファンが今や遅しとスタートを待ちわびる中、会場が暗くなると、なんとメインステージではなく、会場後方にあるサブステージに川上洋平が現れ、『Adventure』でライブは幕を開けた。

  思いがけないサプライズ登場にファンの大歓声が上がる中、川上はメインステージとサブステージを繋ぐ花道を歩いて、磯部寛之、白井眞輝、庄村聡泰、サポートキーボードのROSÉが演奏するメインステージへ。
  2曲目の『ワタリドリ』で観客のボルテージは一気に最高潮へと高まった。

  そして、ビジョンに昨年秋から半年に渡り行われたツアー「Tour 2016〜2017 〜We Come In Peace〜」のオープニング映像がムーンソングとともに流れたと思いきや、ノイズ音とともに、映像と音が変わり、“I’m VIP”の文字が大きく映し出される。
  川上が「Are you ready? NAGOYA」と呼び掛けると、『You Drive Me Crazy Girl But I Don’t Like You』、『She’s Very』、『El Camino』など、初期の曲を立て続けに演奏。
   続く、『Rise』では、イントロに歓声が上がる中、川上が「今日は懐かしい曲やりまくるぞ」と高らかに宣言し、花道で観客をあおり、ライブでの定番曲『Stimulator』でさらに会場を盛り上げた。

  だが、ここで雰囲気が一転。
  『Leaving Grapefruits』が始まると、観客は手拍子したり、横揺れしたりと思い思いに楽しみ、これまた初期の曲である『サテライト』では、ROSÉのキーボードと川上の歌声だけで始まり、会場中がじっと聞き入る。
  『AOYAMA』では、カラフルに変わる照明の中、「ごきげんいかがですか、名古屋?」と川上が花道を縦横無尽に歩き回る。
  そして雨の映像が流れる中、川上がアコースティックギターで『美術館』をしっとりと、そして艶やかに弾き語った。

  同曲が終わると、今度は後方のサブステージに磯部、白井、庄村が現れ、川上の「みんなお待たせ。あの3人の歌、歌ってもいいでしょうか?」という声を合図に[Alexandros]ではレアな、白井、磯部、庄村がそれぞれ作曲している『Grand Daddy』、『Dance With the Alien』、「Onion Killing Party」の3曲メドレーへ。

  ここでこの日初めてのMCとなり、川上は「改めまして[Alexandros]です。すごい!新曲ばかりやっています」と話して会場の笑いを誘った。 そのうえで、「もっとレアな曲聞きたいですよね?」とし、ライブで初めて演奏するという『Paint Your Socks Into Pink』を披露した。

  その後も、長い花道をまるでランウェイを歩くように、メンバーが大歓声を浴びながらメインステージへ向かい、鳴り響くサイレンのSEから始まる『Girl A』、ニューヨークのグラフィティをイメージした映像が流れる中『Kaiju』と最新アルバム『EXIST!』収録の曲を披露し、『Kick&Spin』では白井と磯部も花道へ歩み出てパフォーマンス。

  「我々にとって、名古屋は近いようですごく遠かったんです。やっとこの日本ガイシホールでやることができました。みなさんのおかげです。ありがとうございました!」と感謝すると、『You’re So Sweet & I Love You』、『Starrrrrrr』では観客の大合唱で会場が一つに。
  「バンド4人で水入らず、何やりましょうかね。ラスト1曲です」と、最後はデビューアルバム収録の『Untitled』でライブ本編を締めくくった。

   アンコールでは、4人のメンバーになって初めての曲『city』を、そして「ガイシの屋根吹っ飛ばそうぜ!」と『Accelerator』を最後に演奏し、大盛り上がりの中、ライブは幕を閉じた。

写真=河本悠貴

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