ちあきなおみが船村徹さんの名曲を歌ったCDをリリース

編集部
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  歌手・ちあきなおみが歌唱する、今年2月に心不全のために亡くなった作曲家・船村徹さん(享年84)の作品を集めたアルバム『ちあきなおみ 船村徹をうたう』がリリースされた。

  ちあきは1969年にレコードデビュー。
  ポップス作品を中心にリリースし、1972年には『喝采』で「日本レコード大賞」を受賞したが、ほぼ同時期に船村作品を集めたアルバム『もうひとりの私』をリリースしている。

  また、 1975年には船村作品初のシングル盤となる『さだめ川』がヒットし、同年末の「NHK紅白歌合戦」では、船村のギター伴奏とともにステージに立ち、同曲を熱唱。
  その翌年にヒットした船村による『酒場川』のB面に収録されていたのが、後に多くの歌手にカバーされる『矢切の渡し』だった。

  その後、ちあきはしばらくは船村作品からは遠ざかっていたが、1988年には『紅とんぼ』がリリースされ、その年の「NHK紅白歌合戦」に11年ぶりに出場した。

  今作には、ちあきの『矢切の渡し』、『さだめ川』、『紅とんぼ』などのオリジナル曲はもちろん、『別れの一本杉』(春日八郎)、『柿の木坂の家』(青木光一)、『新宿情話』(ムーディー松島)などのカバーまで、レーベルの枠を超えた19曲を収録。
  ちあきの作品では初の高音質CD「UHQCD」を採用しているという。

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