土屋太鳳と「GENERATIONS」片寄涼太が沖縄で「兄こま」をアピール!

編集部
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  映画「兄に愛されすぎて困ってます」のドラマ特別編集版舞台挨拶&レッドカーペットイベントが、「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」(4月20日~4月23日)で開催され、女優・土屋太鳳と「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太が出席した。

  まずは、2人は上映後の舞台挨拶に登壇。
  橘せとか役の土屋と橘はるか役の片寄が登場すると、客席からは割れんばかりの歓声が起きた。

  土屋は、「こんばんは! 橘せとかを演じました土屋太鳳です。上映後の舞台挨拶はいつも緊張しますが、いかがでしたでしょうか? 観てくださったように、せとかとはるかは海と一緒に育ったので、美ら海に守られているこの沖縄国際映画祭に参加することができてうれしく思っています」。

  片寄は、「橘はるか役を演じました片寄涼太です。本日はお越しいただき、ありがとうございます!なかなかこういった舞台挨拶の経験がないので、すごく新鮮な感じがしています。太鳳ちゃんと一緒に、そしてキャストのみなさん、スタッフのみなさんと一緒になって愛情を注いだ作品になっているので、これから公開に向けてたくさんの方に届けていけるように、みなさんからも応援頂けたらと思います」と挨拶した。

  出演のオファーがきた時の心境を聞かれると、土屋は「本当にプレッシャーがあって、今もそれは続いています。私は原作のせとかちゃんと外見や性格も真逆なので、演じることで原作に失礼になってしまわないかなとか。台本に描かれた原作のせとかとはるかの絵を見るたびに『ど、どうしよう…』と思っていたんですけれども、原作の中にあるせとかちゃんでたまに、2頭身と3頭身のせとかがいてゆるキャラみたいな。あれを見て、『これなら少し近づける!』と思って、そこから少しずつせとかちゃんのキャラクターに手を伸ばしていったという感じでした」。

  片寄は「僕は、一つひとつクリアしていく、一からの気持ちで臨ませて頂きました」と明かした。

  劇中では仲の良い兄と妹役を演じているが、互いの印象を問われると、土屋は「観てくださったみなさんが一番感じていらっしゃるかと思いますが、お兄がせつない演技をしている時の目がすごくせつなくて、なんでこんなせつない目ができるんだろうって。ある撮影の時に気付いたんですが、私共演する方が音楽活動をなさっている場合はライブのDVDを事前に購入して拝見することにしているんです。どういう表現をされるのかなって勉強するために。『GENERATIONS』さんのライブ映像を拝見したのですが、せつない時の目が、お兄が歌っている時の目にそっくりで。やっぱりライブってものすごくたくさんの方々に一人ひとり隅々まで感情を伝えるから、それが凝縮されている目というのはこんなに感情が入っている目なんだなと納得しました。完璧なお兄で」とニッコリ。

  これに対して片寄は、「お兄は結構せつないんですよね」とハニカむと、「最初お会いした時は、すごくせわしい中で大変だろうなという印象だったんですけど、取り組む姿勢であったりとか、そういう部分で一番学ばせて頂きました。撮影で一緒になった初日に、『お兄って呼んでいいですか?』と言われてそこから、『ああ、なるほど!』って。僕はそういう経験があまりなかったのでそういうところから入るんだなとも学ばせて頂きました。刺激をたくさんもらえましたね」と話した。

  さらに、土屋が「初日から(片寄が)お兄になるために、すごく暑い撮影の中、日傘を持ってくださったり、後ろでパタパタお扇子であおいでくださったり…」と明かすと、片寄は「最初だったので、すごく緊張していたんですよ! でもやっぱり兄妹なので、距離が近づかないとダメだな、何ができるかなと思って。とりあえず太鳳ちゃんのマネージャーさんに代わって、しれっと日傘を持ってみたり、そういうところから距離を縮めていきました」とした。

  また、「せとかは常に恋にまっしぐらなキャラクターですが、そういう女性はどういう風に思う?」との質問に対して、土屋は「恋に恋する女の子ですよね。素敵だなって思います。私は恋に恋するじゃないですけれど、本当の自分を知るために色んな人と出会って、色んなお話をするところが、せとかちゃんに少し似ているかなと思います。せとかちゃんも本当の自分を知ってくれる人を探しているなって…」と話した。

  妹に恋する役を演じた片寄は役作りの話題について、「僕は兄弟もいないので、兄弟っていうのはどういったものであるのか、正直せとかとの距離感しか知らないんです。でも、それはそれでいいのかなと思って。せとかに対して愛情を持つためにはやっぱり自分をさらけ出すことが大切だなって思いました。(撮影の)合間の話とかも少しパーソナルなことを話すことで、心が少しずつ繋がっていく中で、1つの愛情がそこに生まれていくのが兄妹愛につなげられたのかなと撮影を振り返ってみると思います」。

  さらに、「恋をするっていうところに関しては、正直最後までわからなくてよかったかなと思っています。妹に対する愛が本当に『妹』に対する愛だったのか、『女性』として見ての愛だったのかというのはどうなのかは最後まで分からなくていいのかなと思いました」と語った。

  最後に片寄は、「今日初めてドラマを全話観た方とお会いする機会でした。すごくみなさんと貴重な時間を過ごせました。実際にご覧になった方々の笑顔を見ることができて、とてもうれしかったです。映画公開に向けて、さらに『兄こま』のプロジェクトもどんどん盛り上がっていけたらと思っています。ぜひぜひみなさんの温かい応援とともに、みなさんの心に残るような作品になればいいなと思います。引き続き応援よろしくお願いします! 本日はありがとうございました!」と呼び掛けた。

  その後、2人は那覇・沖縄国際通りで行われたレッドカーペットイベントにも参加。

  土屋はピンクのドレスにドラマの劇中でも使用している花かんむりというキュートな出で立ち、一方の片寄はシックなタキシード姿で登場し、沿道に集まった多くの観客からのサインに応じるなど、ファンの声援に応えた。

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