内村光良、テレビデビューの「スタ誕」出演前に父親から受けたアドバイスとは?

編集部
00001

  「ウッチャンナンチャン」の内村光良が7日、映画館の「福岡中洲大洋」で映画「SING/シング」の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。

  主人公のコアラのバスターの日本語吹き替え版の声優を務める内村は、バスターが父親からもらった劇場を守り続けるように、1946年から70年以上もの間、古き良き劇場を守り続けている映画館ということで、「福岡中洲大洋」での舞台挨拶を行うことになった。

  劇場のレトロな雰囲気に内村は、「すごい。本当にいい雰囲気。いいですね」と感慨深い様子で、同映画館の岡部章蔵社長の話に興味深く耳を傾けていた。

  舞台挨拶では、割れんばかりの拍手と「ウッチャン!」という歓声を浴びると、「あいよー! こんにちわ!」、「バスター風にやろうかな。ようこそ! 福岡中洲大洋へ」と歓声に応えた。

  同映画がヒットしていることには、「ありがとうございます。みんなの歌が本当にうまいと周りから感想を言われるんです。残念ながら私の話はなく…」と明かし、「(自分の声が)溶け込んでいたということでよかったです」と話して会場の笑いを誘った。

  さらに、「どん底に落ちても、あとは上がるだけというポジティブさ、前向きさがこの映画を象徴しているんじゃないかな。バスターはハッタリの中で生きているみたいなところもあるんですが、みんなに夢を見させたいという人で、才能のある色んなキャラクターたちを集めて、挫折もするけど立ち上がって復活するという、すごく気持ちのいい映画。気持ちよく映画館を出られるんじゃないかなと思います」とヒットの要因を分析した。

  また、バスターが父親からの「恐怖に負けて夢をあきらめるな」という言葉に勇気付けられるのにちなんで、自身の父親から言われた忘れられない言葉を問われると、「20歳がデビューだったんですが、『お笑いスター誕生』で初めてテレビに出る1回戦の時、親父から『無心でいけ。欲を見せたらダメだ』と言われ、“無心”と言葉を紙に書いて、お守り代わりに持って出ましたね。なかなか“無心”でいるのは難しいことだけど、それがやれたら素晴らしいことですよね。もう1つ『保証人にはなるな』と言われて送り出されました。きっと何かあったんでしょうね(笑)」。

  続けて、「妹家族や母親が映画を観てくれたんです。でも、父親は坐骨神経痛が…。せっかく“無心”でやったのに」と話して笑わせた。

  最後に内村は、「今日はこんなにたくさん集まって頂き、ありがとうございました。(地元が熊本なので)九州はリラックスできます。声録りをした時、イントネーションが少し違ったようで最初にダメ出しされてへこみました。でも、こうやって出来上がって多くの人に見てもらえてよかったなと。子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い世代に分かりやすい映画だと思うので、 まだまだ上映しているのでよろしくお願いします」とアピールした。

内村光良、テレビデビューの「スタ誕」出演前に父親から受けたアドバイスとは?のページです。エンタMEGAは、エンタメ映画の最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!