“ご当地ソングの女王”水森かおりが新曲を初披露! 舞台は関門海峡

編集部
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  演歌歌手・水森かおりが4日、都内で行われた「第18回 長良グループ 夜桜演歌まつり~熱唱 春の祭典スペシャル~都内23区・23年をかけて…」で、新曲『早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)』(5月2日発売)を初披露した。

  同イベントは、「長良グループ」が主催する演歌活性化のための一大イベント。
  毎年、桜の季節に都内23区を23年かけてまわる演歌のイベントで、2000年の北区(赤羽会館)からスタートした。
 
  18回目を迎えた今年は、荒川区のサンパール荒川で開催され、「長良グループ」所属の山川豊をはじめ、田川寿美、水森、氷川きよし、岩佐美咲、「はやぶさ」、藤野とし恵、椎名佐千子、さらにスペシャルゲストとして三船和子、「ビリケン」を加えた全10組が出演した。  

  ステージは、山川、藤野、田川、水森、氷川、椎名、岩佐、「はやぶさ」の8組による『いつでも夢を』で幕開け。

  田川が、「このサンパール荒川には思い出がありまして。13歳の時、ちびっ子歌番組の収録があって、そのときに『デビューしないか?』と声を掛けて頂いた思い出のステージなんです」。

  水森は「私は、5歳の時に歌番組で優勝したのがこのサンパール荒川です(笑) 私の家はここから10分ぐらいでして、ほぼ地元です」と明かした。

  また、氷川は「今日も心を込めて歌わせて頂きたいと思います」、山川は「お陰さまで『長良グループ 夜桜演歌まつり』も18回目を迎えることができました。今回は荒川区です。どうぞ最後までお楽しみください」とあいさつした。  

  その後、山川は『螢子』、『再愛』、田川が『みれん海峡』、『火の舞』、水森が『鳥取砂丘』と新曲『早鞆ノ瀬戸』を披露。
  水森はこのイベントで新曲初披露となった。

氷川は『きよしのズンドコ節』、『男の絶唱』、岩佐が『石狩挽歌』と『鯖街道』、「はやぶさ」が『ラブユー東京』と『流星のロマンス』を熱唱。

  藤野は『重友一代』と『路地裏しぐれ』、椎名が『海峡エレジー』と新曲『ソーラン鴎唄』、三船が『だんな様』と『ぬくもり酒場』、ビリケンが『nagoriyuki』と『ビリケン音頭』を歌い、最後は出演者全員で同イベントのテーマ曲でもある『夜桜』を熱唱した。

  「長良グループ 夜桜演歌まつり」は毎年、開催する区の福祉に貢献することも目的としており、今回も同公演の収益金の一部を出演者を代表して山川が、荒川区社会福祉協議会へ贈呈。
  それに対して、荒川区社会福祉協議会より感謝状が贈られた。

  田川は、「新しい出会い、別れ、何かに挑戦しようかなという気持ちにさせてくれる春の季節に、この『夜桜演歌まつり』をやらせて頂くのに大きな意味があるのかなと思います。みんなで力を合わせながら演歌を盛り上げていこうという空気にさせて頂けるのも、それぞれの23区の関係者のみなさんやお越しくださる方々が盛り上げてくださるお陰だと心から感謝しています」。

  水森は、新曲『早鞆ノ瀬戸』について、「歌詞に出てくる関門海峡大橋が昭和48年に開通したそうですが、私も昭和48年生まれなので何かご縁を感じますし、いい1年になればいいなと思います。このステージで初お披露目させて頂けて、いいスタートを切れそうな期待と、この春に頑張ろうとするフレッシュな方々と同じように私も新曲で頑張っていきたいなという気持ちで歌わせて頂き、今日はすごく幸せでした」と喜びをあらわにした。

  最後に山川は、「今年は一番桜が咲いていて、いい時期でしたね。それまでは雨が降ったり、寒かったり、桜が散っていたという印象がありますので、今年の荒川区は最高でした」とうれしそうに語った。

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