松坂桃李、蒼井優相手に映像作品で初濡れ場 「とても光栄」

編集部
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  女優・蒼井優と俳優・阿部サダヲがW主演を務める10月公開の映画「彼女がその名を知らない鳥たち」に、松坂桃李、竹野内豊らが出演することが分かった。

  同映画は、20万部を超えるベストセラーになった沼田まほかる氏の同名人気ミステリー小説が原作。
  映画「凶悪」などを手掛けた白石和彌監督がメガホンを執る。

  ストーリーは、八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子(蒼井)は、今は15歳上の男・陣治(阿部)と暮らしている。
  下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。
  ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。
  そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。
  どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら 何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯えはじめる――。

  松坂演じる水島は、高級デパートの時計売り場主任。
  端正なルックスと柔らかな物腰、一見誠実そうな風貌ながら、じつは自分の性欲のためだけに動いており、ロマンティックな夢や趣味を臆面もなく語るが内容は薄っぺら。
  十和子とは不倫関係となる最低の男。

  一方、竹野内演じる黒崎は、十和子の昔の恋人であり、スマートで羽振りもよく女性を喜ばせる所作に長けているが、上昇志向が強く、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない男。
  十和子と別れる時に、彼女の体にも心にも残る手ひどい仕打ちをした、水島に引けを取らない最低の男という。

  松坂は自身の役について、「水島真と書いて、ペラペラぺラ男と読む。薄っぺらい男だと思いました」。

  蒼井とは初共演となるが、「蒼井さんは『すごい』の一言。数々の作品の先頭に立って、走って、何かを残して続けてきた人のすごさを、お芝居を通して体感できました。とても貴重で有難かったです。僕は映像作品で初めての濡れ場だったのですが、相手が蒼井さんというのはとても光栄でした」と話している。

  竹野内は自身の役柄に関して、「救いようのない人物でしたので、役柄に対し共感できる要素は一つもなかったです。黒崎を演じるにあたり、この人は幼少期からどのような人間関係の中で、どんな人生を辿って生きて来たのか、時折ふと思い浮かべていました。そして、初めて白石監督とお会いした時、役柄について相談した所『黒崎は最低で最高です!!』と意味不明な事を仰っていて、この人面白いなーと思いチャレンジしてみたくなったんです。救いようのない役に挑むことで、白石監督に私が救ってもらいたかったのかも知れません(笑)」。

  蒼井との初共演に対しては、「僭越ながら、表現の場はさまざまな誘惑も多く、自意識過剰になって必要以上な欲をつい出したくなりがちで、私自身、大切な事を見失った苦い経験が幾度となくありました。蒼井さんは役者である前に、人として生きて行く指針をご自身の中にしっかり持っていらっしゃる方。だからこそスクリーンの中に映る蒼井さんは偽りが見えない…そう思います。近い未来で、また別の役柄を演じる蒼井さんをぜひ目の前で拝見したいです」とコメントしている。

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

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