『ドラゴン桜』最終回の「最強助っ人」は山下智久か、新垣結衣か…予告映像にファンの期待高まる

斉木順

 俳優の阿部寛が主演を務めるドラマ『ドラゴン桜』の最終回(第10話)が27日に15分拡大で放送される。予告映像で「最強の助っ人」が登場することが明かされ、山下智久や新垣結衣ら前作キャストのサプライズ出演に期待が集まっている。

 同ドラマは、2005年にヒットした学園ドラマの16年ぶりの新シリーズ。前作では、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が経営難の三流私立高校を立て直すため、落ちこぼれ生徒で構成される「特進クラス」のメンバーたちを東大合格へ導いた。今作では、女優の長澤まさみが桜木の教え子・水野直美役を続投し、弁護士資格を取得して桜木をサポートする役目を務めている。

 20日の第9話放送後、公式サイトなどで最終回予告が公開されると、前作からのファンたちがざわつくことになった。

 予告映像では、桜木が「あいつら(東大専科7人)のために、頼もしい助っ人を用意した」と発言し、水野の後ろにいると思われる人物に「久しぶりだな」と声をかける。後ろを振り向いた水野は「えっ!」と驚きながら、どこか懐かしそうな笑顔を浮かべ、画面には「最強の助っ人!」のテロップ……という内容だった。

 今シリーズの初回では、前作で特進クラスのメンバー・小林麻紀を演じたモデルの紗栄子がサプライズ出演。麻紀は一浪の末に東大に合格し、卒業後は「東大出身」を肩書きとする人気タレントになっていた。

 そういった経緯もあって、最終回の「最強の助っ人」は前作の特進クラスのメンバーではないかと推測されている。

 今シリーズ未登場の前作メンバーは、山下智久(矢島勇介役)、小池徹平(緒方英喜役)、新垣結衣(香坂よしの役)、中尾明慶(奥野一郎役)の4人。ネット上では「ガッキーとか山Pだったら胸熱」「水野の目線的には小池徹平くんかな」「中尾くんとガッキーがそろって出てきてほしい」といった声が上がり、最強の助っ人の正体をめぐって推理合戦が繰り広げられている。

 そんな中、もっとも有力視されているのが前作で特進クラスの中心メンバー・矢島を演じた山下だ。

 第9話では、水野が「昔を思い出します。私の時はお母さんが倒れちゃって、何度もあきらめそうになったけど、矢島やみんなが支えてくれた」と過去を振り返るシーンがあり、当時の特進クラスのメンバーで矢島の名前だけを出していた。これが再登場の伏線なのではないかと考える人が多いようだ。

 また、矢島は前作のラストで東大合格を果たすも、家庭の経済的な事情で進学せず、独学で弁護士を目指すという設定になっていた。弁護士になった矢島が再登場すれば、ファンにとって最高のサプライズになるという意見が目立っている。

 ただ、山下は昨年10月いっぱいでジャニーズ事務所を退所してから、過去のドラマの再放送などを除いて地上波から遠ざかっている。さらに、今シリーズでは現役ジャニーズであるKing & Princeの高橋海人が生徒役で出演しており、これまでの慣例を踏まえると“辞めジャニ”である山下との共演は考えにくい。

 そういった「壁」をぶち破って山下がサプライズ出演するのか、それとも他のメンバーが登場するのか、はたまた特進クラスメンバー以外の人物が現れるのか。いずれにしても、最終回に向けてファンの期待はどんどんふくらんでいきそうだ。
(文=斉木順)

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雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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