「AKB48」の新世代の旗手の向井地美音がソロコンサート!

編集部
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  「AKB48」の向井地美音が19日、東京ドームシティホールで「向井地美音ソロコンサート~大声でいま伝えたいことがある~」を行った。

  昨年に開催された「第8回AKB48選抜総選挙」で13位にランクインし、選抜メンバー入りを果たした向井地のソロコンサート。
  生まれた時の写真や幼少期の映像、そして「AKB48」のオーディション、加入後のレッスンやステージでのパフォーマンス…と、これまでの軌跡が映し出されると、いよいよ“みーおん”こと向井地のソロコンサートの幕が上がった。

  「緊張はしなかった」というように、幕開けの『天使のしっぽ』から笑顔全開でのパフォーマンス。
  一番好きな楽曲と語る『Dear my teacher』など、序盤から完全に観客のハートをわし掴みにし、小さな体から発せられるパワーとパフォーマンスに応え、会場からも熱い「みーおん!」コールが送られた。

  『LOVE修行』では、「サインボールを会場にまんべんなく打ちなさい!」との修行が科され、元テニス部の腕に期待がかかったが、アリーナ席にしか届かず、「無理でしたー!」とおどけて見せる場面も。

  中盤では、劇場で「AKB48」について語る向井地のインタビュー映像が上映され、加入前の思い出として、劇場で間近にメンバーのキラキラしたパフォーマンスを見て、「AKB48」を目指したことや、先輩への憧れや思いなどを明かした。

  続く楽曲では、尊敬してやまない先輩たちと、夢の共演。 『制服レジスタンス』では板野友美と、『Bird』では高橋みなみと、『黒い天使』では前田敦子と、それぞれかつてのライブ映像とコラボし、映像の中の先輩たちが着ているオリジナル衣装に身を包んでパフォーマンスを繰り広げた。

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  あまりダンスが得意な方ではないと感じているという向井地は、そのことを払拭しようと、あえて激しいダンスナンバーの『ALIVE』をダンサーを従えてパフォーマンス。
  一方で、自身がセンターを務めた初の「AKB48」のシングル曲『翼はいらない』をアコースティックギター弾き語りで情緒たっぷりに披露した。

  その後、ステージ裏に下がり、次の曲の準備に取り掛かろうとする向井地を、さまざまなスタッフが邪魔してしまうハプニング演出も。
  焦りながらも何とかステージに向かう向井地は着替えができないまま、客席に放り出されてしまったかと思いきや、いつの間にか新しい衣装姿で登場。
  サクランボのアメを観客にプレゼントしながら、3階席からアリーナまで周った。

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  終盤は、『ポニーテールとシュシュ』、『Everyday、カチューシャ』など、「AKB48」を代表するシングルで畳み掛けて、コンサートはいよいよクライマックスへ。

  くしくもこの日は4年前に向井地が15期生の最終オーディションに合格し、「AKB48」入りを果たした記念の日となったが、「4年前のこの日にすべてが始まりました」と語りはじめると、ソロコンサートが発表された時の不安な気持ちや、普段感じているジレンマなどを素直に告白。
  そして、「いい子ちゃんでいるのはやめようと思います! 『AKB48』の先頭を走っていける人になりたいと思います! 私がやらなきゃ誰がやるんだ!」と自らを鼓舞するように力強く宣言。
  さらに、「20周年まで『AKB48』に居続けたい!」とまで口にし、観客を驚かせた。

  本編最後の楽曲は、「AKB48」を好きになった時によく聴いていたという『桜の木になろう』。 ここまで終始笑顔でパフォーマンスを続けてきた向井地だったが、初めて涙を見せ、声を詰まられるシーンもあった。

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