【連載52】あまり知られていない発酵食品の美容効果

編集部
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  芸能界で活躍する美人タレントさんたちの中にも、納豆をはじめとした発酵食品を愛している人たちは多いですよね。

  古くから世界各国で食生活に取り入れられてきた発酵食品ですが、日本人の体にも合っていると言われています。

  そんな伝統を持つ発酵食品が、最近では健康はもちろん、美容にも欠かせない存在として注目を集めています。

  発酵食品の美容効果として、まず挙げられるのが、「抗酸化作用」です。

  食材は元々の素材のままで食べるよりも、発酵することで「抗酸化作用」はアップします。
  「抗酸化作用」は細胞の老化を防ぐため、発酵食品は基本的にアンチエイジング効果が備わっているということになります。

  次に挙げられるのが、「美白効果」です。

  昔から「酒造で働いている人の手は白くて美しい」などの説から、米ぬかや日本酒には美白効果があると考えられてきました。
 
  実際に米の「発酵液」には、くすみの原因となる「メラニン色素」を抑える作用があることから、化粧品にも多く使用されています。

  さらに、発酵食品には「デトックス効果」も期待できます。

  「酵素」には、体内に溜まった毒素を排出させる効果があります。
  老廃物を流すことで腸内環境が整い、便秘解消などにも繋がります。

  元々体内にも「消化酵素」は存在しますが、人の一生のうちに作れる「酵素」の量は決まっています。
  しかし、現代人の乱れた食生活を解毒するためには、体内酵素だけでは不充分なことが多いと考えられています。
  積極的に発酵食品を摂ることで健康維持の手助けになるというわけです。

  発酵食品は毎日摂るのが理想ですが、チーズやバターなどの動物性の発酵食品は脂肪分が多く、高カロリーなので、取りすぎれば肥満に繋がる心配も…。

  その点、日本の発酵食品の多くは植物性なので、毎日摂取するのに適していると言えるでしょう。

    (薬剤師&美容ライター・かずちん)

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