大手芸能プロが大物アスリートのマネージメントに力を入れる背景とは?

編集部
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  大手芸能プロダクション「ホリプロ」が昨年12月22日、投手、打者の二刀流で活躍して今や日本球界の至宝となったプロ野球・日本ハムファイターズの大谷翔平選手とのマネージメント契約を締結したことを発表した。

  同社の担当者がスポーツ紙にコメントしたところによると、「現役選手なので、基本的には球団が窓口になるが、本人の身の回りのことも含めてサポートしていきたい」という。
  同社は、現役のプロ野球選手では岩手・花巻東高校で大谷の先輩にあたる西武ライオンズの菊池雄星選手と契約していることが決め手となったようだ。

「大谷選手は昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』で審査員を務めたが、間に『ホリプロ』が入ったようだ。『ホリプロ』といえば、看板歌手の和田アキ子が紅白で落選する憂き目にあったが、大谷の獲得は和田の落選を補って余りある収穫だっただろう」(NHKの番組スタッフ)

  芸能プロの中でも比較的早い段階でスポーツ選手のマネージメントに乗り出していた同社。
  現在は大谷選手、菊池選手のほか、プロ野球以外ではプロボクシング世界王者の井上尚弥選手と弟の拓真選手、サッカー日本代表の槙野智章選手、プロ野球OBで元広島の北別府学氏ら約40人と契約しており、かつては大リーグ・ニューヨークヤンキースで活躍する田中将大選手とも契約していた。

  他の芸能プロでは、大手レコード会社グループ「エイベックス」の関連会社「エイベックススポーツ」が大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有選手、サッカー日本代表の本田圭佑選手、プロ野球・広島東洋カープの新井貴浩選手、阪神の金本知憲監督ら約30人と契約。

  また、吉本興業は現時点で日本人メジャーリーガーで唯一WBC出場を表明している青木宣親選手、昨年で引退した元広島の黒田博樹氏、元K-1王者で現在は米国の総合格闘技団体のUFCで活躍するアリスター・オーフレイム選手ら50人以上と契約。

  この3社以外の芸能プロも続々とアスリートのマネージメントに乗り出している。

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