歌手の宮脇詩音が9月から17週連続で開催していたワンマンライブを完走した。
「Weekly定期ライブ」と銘を打った今回のワンマンライブは、東京・渋谷のマウントレーニアホールで行われ、宮脇のオリジナル曲はもちろん、JUJUの『やさしさで溢れるように』や木村カエラの 『Butterfly』など、来場者からのアンケートをもとに選曲されたカバー曲も毎公演披露された。
また、ライブではセットリストをはじめ、衣装や照明、演出も宮脇本人がセルフプロデュースして構成。
自身が主題歌を担当しているアニメ番組「暗殺教室」関連の曲を中心にセットリストが組まれた「暗殺教室DAY」や、今月リリースしたニューアルバム『SHARE THE HAPPY』の発売直前に開催された公演では、アルバム収録曲を収録曲順に全曲歌い上げるなど、毎公演で飽きを感じさせない演出や仕掛けが組み込まれた。
そして、最終公演ではピアノの弾き語りで中島みゆきの『糸』を熱唱して会場を盛り上げた。
集客数約30人でスタートした今回の定期ライブも、最終公演では約100人が来場したが、宮脇は「私の中にまた1つ夢が生まれました。また必ずこのステージに帰ってきて、今日ここに集まってきてくれた人たちにまた来てもらい、そしてこの会場を埋めるライブをすること、それが私の次の夢です」とさらなる飛躍を誓った。