「Mr.Children」が「チャラン・ポ・ランタン」の新曲にアレンジで参加!

編集部
Mr.Children

  唄とアコーディオンの姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」が来年1月18日にニューアルバム『トリトメナシ』に収録される新曲『かなしみ』に、「Mr.Children」がアレンジとして参加することが分かった。

  「チャラン・ポ・ランタン」と「Mr.Children」といえば、桜井和寿からの直々にオファーを受けて、「チャラン・ポ・ランタン」のアコーディオンの姉の小春が今年の「Mr.Children」のツアーにサポートとして参加。
  そのツアーのバンドは、「Mr.Children」のメンバーの4人に、小春を含めた4人のサポートメンバーの計8人で「ヒカリノアトリエ」というバンド名が付いている。

  そうした中、ある公演で「チャラン・ポ・ランタン」の妹のももが、そのバンドの素晴らしい演奏を目の当たりにし、終演後メンバーに「私もこのバンドで歌いたいです!」とヴォーカリストとしての純粋な想いから発言。
 
  それを隣で聞いていた小春は、その場では何も言わず、「もしもこのバンドでももが歌うなら…」とひっそりと曲を作り、ある日「Mr.Children」のメンバーにアコーディオンと自分の声だけのデモ音源を聴いてもらったという。

  すると、その曲が非常に好評で、なんとメンバーからアレンジに参加してもいいという返答をもらい「ヒカリノアトリエ」が演奏を担当した今回の『かなしみ』という楽曲が生まれたとか。

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  同曲は、「Mr.Children」のツアーメンバーであるバンド「ヒカリノアトリエ」がアレンジ・演奏。
  なお、「Mr.Children」が他のアーティストの楽曲にアレンジ・演奏で参加するのは今作が初となる。

  桜井は、「今、『Mr.Children』のツアーをまわっているメンバーで『かなしみ』のレコーディングをさせてもらいました。僕がボーカルではない曲を『Mr.Children』で演奏し録音するのは初めてのことでしたが、曲の素晴らしさに引っ張られ、また可愛い歌声に寄り添いながら楽しくレコーディングできました」。

  続けて、「より多くの人に『チャラン・ポ・ランタン』の才能を感じてもらえたらうれしいです。『チャラン・ポ・ランタン』は、そのパフォーマンスが魅力でありますが、この曲『かなしみ』は、パフォーマンスなしで、例えばリスナーが目をつむって聴いても、心を揺さぶられるような曲にしたいと考え、普段よりも繊細に丁寧に演奏しました。とっても愛しい作品になったと思います。是非聴いてみてください」とコメントしている。

  同曲の作詞・作曲を担当した小春は、「中学生時代にアコーディオンの音が入っているという理由で生まれて初めて買ったシングルが『Mr.Children』の『くるみ』だったのは縁。2016年に『チャラン・ポ・ランタン』のツアーがすでに決まっていた同時期に来た桜井さんからの『Mr.Children』ツアーサポートのオファー、そして驚くことにお互いのツアースケジュールが重なっていなかったのも縁。山口の『WILD BUNCH FEST.』に“ウカスカジー”で出演されていた桜井さんと偶然にも同日出演だった私たちがお互いの曲を一緒に歌えたのも縁。そして、妹がこのバンドの音で歌いたいという気持ちと、このバンドのあたたかさが私に今までにないメロディと歌詞をもたらしてくれたのも縁。さまざまな縁が何層にも重なってこの『かなしみ』という曲ができました」。

  さらに、「この曲の旋律・言葉すべてに私が今まで出逢った、通り過ぎた人々からもらった感情が織り込まれているんだと思います。これから、私の手を離れてひとり歩きするこの曲を聴くことになる、まだ見ぬ人の人生にこの曲の持つ感情が少しでも織り込まれるとうれしいです」と話している。

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