主演女優は人材不足!? 年齢層にかなりの偏りがあった今年公開の邦画作品

編集部
「今や、邦画のほとんどが原作ありきですが、その原作の大半の作品の主人公は男性。女性が主人公の作品もないことはないが、ある程度経験を重ねた妙齢の女性か、若者受けを狙って女子高生が主人公の作品が多い。となると、キャスティングできる女優の年齢層も自然と限られる。その結果、主演女優の年齢層が偏ることになってしまった」。

  さらに、こう続ける。

「本来であれば、20代、30代の働く女性が主人公の作品がもっとあってもいいはずですが、そういった主人公の映画が過去になかなか当たったことがないので、どうしても映画化されにくくなってしまっている。その点、男性の主人公は年齢層の幅が広い作品がそろっているので、映画賞の選考も選択肢が広がるというわけです」

  今年もドラマでは、20代の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や石原さとみ主演の日本テレビ系ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」が人気を集め、 30代の女優の活躍も目立った。

  とはいえ、こと映画界に関しては20代、30代の女優たちの存在感は薄い印象で、このままだと女優たちの“映画離れ”がますます加速しそうだ。

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