明菜復活に、「HKT48」の指原も“参戦”! 活気づく芸能人たちのディナーショーの暗黙のルールとは?

編集部
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  今年の「AKB48選抜総選挙」で史上初の連覇を達成した「HKT48」の指原莉乃が先月20日、現役のAKB48グループのメンバーとしては史上初となるディナーショーを東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催した。

  指原の愛称の「さしこ」にちなみ、チケットは3万4500円と劇場の公演チケットに比べると高額ながらチケットは完売し、昼夜計2回公演で計1600人のファンを動員した。

  指原のディナーショーに足を運んだ40代のファンはこう感想を明かす。

「歌唱曲は松田聖子、中森明菜らの懐メロ中心で『AKB48』や『HKT48』にはなじみのない曲ばかりでしたが、指原の歌唱力はなかなかのもの。レギュラー番組で共演する『フットボールアワー』の後藤がサプライズ出演するなど企画も凝っていたし、料理も美味しかったので、値段からすればかなりお得でした」

  一方、体調不良を理由に2010年10月から活動を休止し、一昨年の「NHK紅白歌合戦」で復帰を果たすも、公の場での活動は控えていた明菜は、今月4日に東京・台場のヒルトン東京お台場でディナーショーを行い、約7年ぶりにステージ復帰を果たした。

  チケットは5万円(限定特典付き)と高額ながらもチケットは即ソールドアウトし、追加席まで用意される盛況ぶり。
  明菜は30分を超える代表曲のメドレーをノンストップで披露するなど、完全復活をアピールした。

「もし、体調不良が再発して中止になれば、とんでもない損害金を支払わなければならず、明菜さんサイドは大打撃。さすがに、今回はしっかりと体調を整えてステージ復帰を果たすことに成功した印象です」(レコード会社社員)

  娯楽の多様化などにより、テレビ離れが叫ばれる昨今。
  芸能人にとってディナーショーは大きな収入源の一つとなっているという。

  芸能評論家の三杉武氏はこう語る。

「近年は、いわゆるテレビ離れの影響もあり、音楽番組は減り、テレビ番組の出演ギャラ自体も下降の一途をたどっています。動員数を考えればコンサートの方が儲かりそうにも思えますが、コンサートは会場の使用料や機材費、人件費などを加味すると意外と儲けは少ない。アーティストの中にはファン獲得やCDの販促などのプロモーションの一環と割り切って、赤字覚悟でコンサートを行っている人もいます」

  そうした中、今年開催されたディナーショーで最もチケット価格が高かったのが、矢沢永吉の6万円。
  これに続くのが、五木ひろしの5万1500円、明菜の5万円。松田聖子の4万9500円、郷ひろみの4万8000円、さだまさしと高橋真梨子の4万7000円となっている。

  こうした大物アーティストのディナーショーの価格設定には“暗黙の了解”があるという。

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