【連載46】「低インシュリンダイエット」の効果と注意点

編集部
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  30代後半になっても変わらぬ抜群のプロポーションを保っている安室奈美恵さん。
  ダンスで鍛えられたボディーは同世代だけではなく、若い女性たちの憧れでもあります。

  ただ、安室さん自身は筋肉がつきすぎることをコンプレックスに思っていたこともあったそうで、過去のインタビューで明かしています。

  普段は、音楽をかけながらルームランナーを使ったり、岩盤浴にはまっていたりと、リラクゼーションを重視。
  お風呂も汗をかくことを重視して、ほとんどが半身浴なんだとか。

  1児のママでもある安室さんですが、出産後は「低インシュリンダイエット」を行っていたそうです。

  「低インシュリンダイエット」は、「インシュリン」を低く抑えることで、「血糖値」を低く保ち、「インシュリン」の脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼をすすめるというダイエット美容法です。

  「インシュリン」には、血中の糖が消費されるのを促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞に変える働きがあります。
  このインシュリンの分泌量を低く抑えると、糖が脂肪細胞へ運ばれにくくなります。

  さらに、脂肪細胞からエネルギーを引き出して消費させる「グルカゴン」の分泌も促されます。

  「低インシュリンダイエット」は科学的に計算されたものなので、実践する時は、必ず専門家や医師に相談してからにしましょう。

  また、「炭水化物」でも玄米のように、インシュリン分泌の低い食品(GI値の低い食品)があるので、ダイエット中でもバランスの良い食事を心掛けること。
  主食を摂らないと、筋肉まで減って基礎代謝が低下してしまいますから、「炭水化物」を減らすなどカロリー量を極度に減らすことは厳禁です。

       (薬剤師&美容ライター・かずちん)

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