元「AKB48」の岩佐美咲と「はやぶさ」が「NAGARA FESTIVAL 2016~秋~」で初の朗読劇!!
編集部
初日は、水森かおりや氷川きよしら多くの歌手の司会を務める西寄ひがしによる「トークライブ番外編 in 築地」が行われ、会場を盛り上げた。 2日目となったこの日は、人気アニメ「デュエル・マスターズVSRF」のオープニングテーマ曲『エボレボ!』で子供たちからも愛されている3人組新世代歌謡グループ「はやぶさ」のファンクラブ限定イベント「はやぶさ リクエスト祭りだよ!」からスタート。
イベントタイトルどおり、観客のリクエスト曲だけで構成されたステージは、坂本九さんの大ヒット曲『上を向いて歩こう』で幕を開けた。 続く、『岬めぐり』ではショウヤがメインボーカルを、ヒカルとヤマトがコーラスを担当し、素晴らしいハーモニーで観客を魅了。
「これまでキャンペーンでも歌ったことのない曲ばかりで、全部初挑戦でした」とヒカルが話すように、初披露の楽曲が中心となったが、そのぶん「はやぶさ」の新たな魅力をアピールすることとなった。 また、客席に降りたメンバー3人がファンからの写真撮影に応じつつ、観客からのリクエストに応じてアカペラで歌うなど、ファンクラブ限定イベントならではの企画も。
さらに、ヒカルが『島のブルース』と『星屑の町』を、得意のこぶしをきかせながら声高らかに熱唱すれば、ヤマトは『想いで迷子』、『くちなしの花』をしっとりと切なく歌い上げ、ショウヤが『サボテンの花』と『最後の花』を披露するなど、ソロとしてもリクエストに応じ、メンバーそれぞれが個性豊かな歌声を披露した。
最後は谷村新司の代表曲『昴』をファンと一緒に大合唱して本編を終えた。 アンコールでは、ヤマトが『もう涙はいらない』、ショウヤが『奏』、ヒカルが『買物ブギー』をそれぞれ歌唱し、会場も大盛り上がり。
そして、ラストは11月2日に発売予定の新曲『流星のロマンス』を歌い上げて、全14曲、オリジナル楽曲以外はすべてが初披露曲というスペシャル構成のイベントは幕を閉じた。 イベント後、ヒカルは「今回は全部が初挑戦だったので、新しい発見がたくさんありました!」、ヤマトも「意外な曲がリクエストされていたりして、興味深かったです」と笑顔。 今回メインボーカルを担当することが多かったショウヤは「この日のためにいっぱい練習して臨んだので、ファンのみなさんが楽しんで頂けて、うれしいです」と喜びをあらわにした。 午後6時30分からは、「はやぶさ」と元「AKB48」の岩佐美咲、長良グループの若手女優・高橋あゆみと白滝まつり、そして舞台やドラマなどで活躍中の俳優・萩野崇をゲストに迎え、長良グループでは初の朗読劇が開催された。
グリム童話を元に現代風にアレンジした「ブレーメンの音楽隊」と、「三匹の子ぶた」と「赤ずきんちゃん」を組み合わせてアレンジした「三匹子ぶたと嫌われものの一匹狼」の2つの演目を披露。 「ブレーメンの音楽隊」は、ヤマト演じる年老いて畑仕事をリストラとされた音楽大好きなロバが、ショウヤ扮する“ロックに生きたい”と飼い主のもとを脱走した胡散臭いイヌと、ヒカル扮する年をとりスープにされそうになっていたニワトリ、岩佐扮する運動音痴だが演歌好きなネコと出会い、音楽隊を結成すべくブレーメンを目指すドタバタ喜劇。
ナレーションとニワトリの飼い主などを白滝が、ニワトリの飼い主の隣人や盗賊グリーン団の一員・キシリアなどを高橋が務め、現代風にアレンジされた“ブレーメンの音楽隊”を熱演した。 途中、岩佐がデビュー曲『無人駅』を歌ったり、「はやぶさ」のファンにはおなじみのキャラクターであるグリーンマンも登場したりと、ファンには堪らない演出も盛り込まれ、会場を沸かせた。 2作目の「三匹の子ぶたと嫌われものの一匹狼」は、まぬけな子ぶたの三兄弟(ヒカル・ヤマト・ショウヤ)は、動物と話せる赤ずきん(岩佐)と赤ずきんの祖母(白滝)と出会い、萩野扮する一匹狼にたびたび襲われるも、なぜか毎回命拾いする。
じつは寂しがり屋でみんなと仲良くなりたくて子ぶたたちを襲っていた狼が、住処である森と子ぶたたちを守るため、訪れた狩人(高橋・白滝)を森から追い出そうと奮闘する、という笑いあり涙ありの物語。 普段なかなか見られない岩佐と「はやぶさ」の演技に、高橋や白滝、そして舞台経験豊富な萩野の熱演が加わり、今までにないステージが繰り広げられた。
今回のイベントでは朗読劇のエピローグを収録したCDが来場者全員にプレゼントされ、長良グループ初の朗読劇は大盛況のうちに幕を閉じた。