向井理主演の「神の舌を持つ男」が視聴率3%の危険水域! 歴代低視聴率ドラマを生んだ背景を検証!!
編集部
主人公と木村文乃、佐藤二朗が演じるメインキャラクター3人が、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探して日本各地の温泉地を巡り、行く先々で起こる事件を解決してゆくコミカルミステリーだ。 「演出を手掛けるのは映画監督の堤幸彦氏らですが、オリジナルの脚本でドラマの構想に20年を費やしたという力作だが、いきなりドラマを見た人がなじめない“堤ワールド”を前面に出し過ぎている観もあります」とはテレビ誌編集者。 平均視聴率は初回が6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とふるわず、8月12日放送の第6話では3.8%にまで落ち込んでしまった。
主にドラマを手掛ける番組制作会社のスタッフはこう話す。 「プライムタイム(午後7時から11時)での視聴率3%台なんてひと昔前なら局のドラマ班が総取っ替えで、関わった制作会社はその局を出入り禁止になるレベルの大問題。スポンサーにも示しがつかないし、いくら裏でリオ五輪の中継があったとはいえ、言い訳の余地がありません」 ここ5年間で平均視聴率が3%台に落ち込んだドラマとしては、12年4月クールに放送されたオダギリジョー主演「家族のうた」(フジ系、最低視聴率3.1%)や13年10月クールに放送された川口春奈主演の「夫のカノジョ」(TBS系、最低視聴率3.1%)、14年7月クールに放送された柳葉敏郎主演「あすなろ三三七拍子」(フジ系、最低視聴率3.6%)、15年7月クールに放送された「EXILE」AKIRA主演の「HEAT」(フジ系、最低視聴率2.8%)、今年4月クールに放送された芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックス主演の「OUH HOUSE」(フジ系、最低視聴率3.3%)などが挙げられる。