「AneCan」休刊で業界に激震! ファッション誌が衰退したワケとは?

編集部
  一般社団法人日本雑誌協会が公表している同誌の今年4~6月の印刷証明付発行部数は、8万667部にまで落ち込んでおり、実売部数に関しては、全盛期の10分の1以下になっていることが想定される。

  その結果、モデルたちを取り巻く環境にも大きな変化が起きているようだ。

「蛯原や押切、山田は同じ芸能事務所の系列で、部数を押し上げた功労者ということもあり、かなり優遇されていた。だが、その他のモデルについては、たとえ専属モデルになったところで、もらえるギャラは年間で200~300万円程度。あとは、『ウチの専属モデルの肩書きを使って、別で稼いでください』というのが編集部のスタンス。とはいえ、毎月の雑誌の撮影は拘束時間が長く、かなりハードです。そのため、モデル本人や所属事務所にとって、同誌の専属モデルはけっしてオイシイ仕事ではなくなってしまった。こうした傾向はファッション誌全体に言えることなので、今後はどのファッション誌もモデルの“質”がどんどん下がっていくでしょう」(同元ファッション誌の編集者)

  人気ファッション誌の凋落は、モデルたちにとっても死活問題となりそうだ。

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