氷川きよし、初のZeppツアーがファイナル! 「無限の可能性を信じて歌の道を歩んでいきたい」

編集部
氷川きよし

  演歌歌手・氷川きよしが9日、東京・江東区のZepp Tokyoで「氷川きよしファンクラブ“きよ進”限定コンサート~きよしだ! Zeppで夏祭り!!」を行った。

  同イベントは、通算29枚目となる最新シングル『みれん心』がロングヒット中の氷川が、ファンクラブ会員のみが入場できるファン限定イベントとして、通常のコンサートでは行わないライブハウスでの夏祭り的な演出と選曲で開催するもの。

  このような夏を題材にした演出でのZeppツアーは今回が初めてで、8月2日の名古屋を皮切りに、大阪、東京の3ヵ所で全8公演、計7000人を動員。
  この日はツアー最終日となり、約1200席の会場は昼夜ともに満席となった。

  氷川は、『惚れて一生』と『きよしの数え唄』で賑やかにオープニングの幕を開けると、「ファンクラブ限定のコンサートにようこそお越しくださいました。ファンクラブのみなさんには大変お世話になりまして、ありがとうございます。今日は感謝の気持ちを込めて、普段のコンサートツアーでは歌わない曲も、たくさんみなさんに披露させて頂きたいと思いますので、今日も楽しんで過ごしてください」と笑顔であいさつした。

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  さらに、着流し姿で高田浩吉のカバー曲『白鷺三味線』をはじめ、『浜町傾げ傘』、『大江戸出世小唄』などを歌い上げた後、紅白グラデーションのハッピに着替えて、初の和太鼓ソロ演奏に挑戦し、勇ましい演奏にファンも大盛り上がりとなった。

  続いて、『男花』、『夢太鼓』、『夢勝負』、アコースティック風のアレンジによる新曲『みれん心』を熱唱。
  司会者・西寄ひがしとのトークコーナーの中では、大好きだった祖父との思い出話を交えながら、自身初となる「NHKのみんなのうた」の楽曲で配信曲の『おじいちゃんちへいこう』を披露した。

  その後、白タイルチェックのスーツ姿に身を包むと、アコースティック楽器の演奏をバックに『ほおずき』、『ナツユキソウ』、『海沿いのふるさと』、『回転木馬(メリーゴーランド)』、『白雲の城』、ピンクのスーツ姿で『星空の秋子』、『箱根八里の半次郎』、『玄海船歌』でファイナルを迎えた。

  氷川は、「今日は改めて、お一人おひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも氷川きよしは色んなことに挑戦して、老若男女のみなさんにお喜び頂けるような歌の世界をお届けしたいと思います。夢や希望がある世界、せつない世界、胸がキュンとくる世界、股旅演歌の世界など、さまざまな歌の世界がありますので、無限の可能性を信じて歌の道を歩んでいきたいです」。

  そして、アンコールでは紺の浴衣姿で『東京音頭』と『きよしのへっちゃらマンボ』、『きよしのソーラン節』、『きよしのズンドコ節』などを歌い上げて、お祭り気分で客席と一体となって盛り上がり、全22曲を歌い上げてステージの幕は閉じた。

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