「NMB48」の渡辺美優紀が卒業!  「何をしでかすか分からない私をずっと好きでいてくれた」

編集部
渡辺美優紀

  「NMB48」の渡辺美優紀が9日、大阪・難波のNMB48劇場で行われた「チームBⅡ」の「逆上がり」公演内で卒業公演を開催した。

  7月3日、4日に神戸ワールド記念ホールで行われた卒業コンサートから約1ヵ月、ついに渡辺にとってアイドル生活最後の日が訪れた。
  オープニングに登場した渡辺は、「みなさんと一緒にめっちゃ楽しんでいきたい。最高のステージをお願いします!」とあいさつ。
  1曲目の『掌』から会場内は早くもヒートアップし、“みるきー”コールが場内を包んだ。

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  最初のMCで、自身がセンターを務める「NMB48」の最新シングル『僕はいない』が、オリコン・ウィークリーシングルチャートで1位を獲得したことが発表されると、渡辺は「ホッとしています」と笑顔。
  自己紹介では、「本当に最後のステージなので、言葉に表せないくらい…」と一瞬言葉を詰まらせるも、「よろしくお願いします!」と呼び掛けて拍手を浴びた。

  ユニット曲などを挟んだ後半で『街角のパーティー』を披露する際には、客席をあおるポーズも。
  続くMCコーナーでは「渡辺美優紀に相談コーナー」も展開され、本編ラストには「私たちがこうしてステージに立てているのも、ファンのみなさんのおかげです。感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」との渡辺のセリフから、ファンへの感謝の気持ちを歌った『ファンレター』を他のメンバーとともに披露した。
  アンコールでは『不義理』、そして『ハンパなイケメン』、『僕はいない』、初披露となった『妄想マシーン3号機』から『イビサガール』のメドレーなどで会場を沸かせた。

  渡辺は、「卒業発表する前から、自分的にはカウントダウンしてきました」とし、「今日を迎えて、まだ今でも不思議な気持ちです」と率直な心境を告白すると、『To be continued』を元気一杯に歌い上げた。

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  その後、スクリーンに自身の歩みが映し出される中、一人でステージに登場した渡辺は、自身の卒業ソングでもあるソロ曲の『夢の名残り』を熱唱。
  ここで盟友の山本彩ら加入当初から苦楽をともにした「NMB48」の1期生メンバー全員がステージに姿を見せて、ともに『卒業旅行』を歌唱したが、それまで涙をこらえていた渡辺も、「みんなの顔を見ると安心して…」と感極まって歌えなくなってしまう場面もあった。

  そのまま卒業セレモニーがはじまり、ステージには1期生や「チームBⅡ」のメンバー、“みるきー選抜”の前座ガールズなどが集合。 渡辺は、花束や花かんむり、卒業証書、他のメンバーからの色紙や思い出ボードなどを笑顔で受け取った。

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   渡辺は、「ステージ、ライブは私の味方、どんな時でも、自分らしくいられる場所で楽しかったです」。

  続けて、「思っていた以上にメンバー、スタッフ、そしてみなさんに支えられていて、『私は全然一人じゃない』ということに、卒業発表をして気がつきました」とし、「今日までずっとずっと、言葉では表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と感謝した。

  そして、「最後はしんみりじゃなく、私のあの曲をみなさんで歌ってくれますか?」と客席に呼び掛けると、『わるきー』を熱唱し、「最後はこの曲を歌いたいって思っていたので、うれしい! ありがとうございました」と微笑んだ。

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  最後に、渡辺は「最高のアイドル人生を送れました。幸せです」とファンに語り掛けると、「こんな、何をしでかすか分からない私をずっと好きでいてくれたみなさんのこと、めっちゃ好きです! 本当にありがとうございました!!」と話し、約5年10ヵ月のアイドル生活に別れを告げた。

  この日の公演では8月22日に「渡辺美優紀 ファーストスタイルブック MILKY」が発売されること、渡辺の誕生日にあたる9月19日にラストライブのDVDがリリースされることも発表された。

  なお、渡辺の卒業後の活動は未定となっている。

©NMB48

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