テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌

【連載23】イケメン俳優がナイスバディのグラビアアイドル口説いていた! 音声さんはテレビ界のCIA!!

編集部
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  「ヤツ、口説いていましたよ」。

  スタジオ近くの安居酒屋は、大学生とおぼしき若者たちと一日の疲れを癒すサラリーマンの喧騒に包まれていた。

  昨今は番組予算削減の影響で、プロデューサーがタレントやスタッフを引き連れて、飲み歩くなんてことが少なくなった。
  それでも、番組に携わるスタッフの中には、必ず何人か“のんべえ”がいるもので、この日は有志を募り、暑気払いという名目で酒宴に繰り出した。
  のんべえは、何かと理由をつけては飲みに行くものだ。

  宴もたけなわになった頃、“音声さん”が今日の収録で起こったあるエピソードについて暴露しはじめた。

  “音声さん”は、番組の収録現場で状況に合わせて“声”や“音”を拾う(=録音する)のが仕事である。 例えば、スタジオ収録の場合、出演者の襟元(えりもと)に「ピンマイク」を付けて、声を拾う。
  本番前に、超大物芸能人から人気女優、今をときめくアイドル、そしてたわわなバストがまぶしいグラビアアイドルまで、至近距離で直接マイクを付けるという役得がある。

  ちなみに、30代の某女優さんは頭がクラクラするほどいい匂いらしい。

  一方、屋外で行われるロケ収録の場合は、「ガンマイク」と言われる“持ち手”の付いた細長いマイクを長時間構えなければならない。
  現場にまだ慣れていない新人音声さんにとってはかなりの苦行である。
  経験を積んで腕がプルプル震えなくなったら、晴れて仕事のスタートラインに立ったと言えよう。

  さて、先程から麦焼酎のロックを美味しそうに飲んでいた音声さんだが、酔いが回ってきたのか、突然“文春砲”なみのスクープを口にしたのだ。
  彼いわく、今日の収録の合間にイケメン俳優CがグラビアアイドルHを口説いていたという。

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