八代亜紀が日本とモンゴルの文化の懸け橋に! 新曲はモンゴルの国民的な歌謡曲!!

編集部
八代亜紀

  八代亜紀が、10月19日にニューシングル『JAMAAS』をリリースすることが分かった。

  同曲は、モンゴル民主化運動の英雄で現在は芸術家として活動をしているドグミド・ソソルバラム氏が歌った、モンゴルでは国民的に愛されている歌謡曲。
  「JAMAAS」=「真理」という意味を持ち、人生における真実・真理、人生観を歌っている。

  八代が歌う『JAMAAS』は、この原曲の世界観をベースに一人の女性の生涯を描いた日本語詞がつけられ、楽曲はより歌謡曲風にアレンジされているという。

   そもそも八代とモンゴルとの関係は約15年前までさかのぼり、駐日モンゴル大使のソドブジャムツ・フレルパータル大使が八代の大ファンだったことから、2000年5月に八代のパルコ劇場でのコンサートを訪問。
  これをキッカケに八代とフレルパータル大使は交流を深め、「いつかモンゴルでコンサートを開催してほしい」との要請を受けていたが、なかなかキッカケを掴めず、実現には至っていなかった。
 
  そんな中、昨春にフレルパータル大使から誘われたモンゴル大使館での食事会の席で、モンゴルの英雄としてソソルバラム氏を紹介されて、『JAMAAS』を知った八代は、その壮大でスケール感ある楽曲の力とその意味に魅了され、「この曲を日本にも届けたい」と強く思ったという。

  そこで改めて、ソソルバラム氏のプロデュース・演出によるモンゴルでのコンサート開催の要請を受け、公演開催へ向けて2015年8月に現地を視察。
  そして、今年7月31日に首都のウランバートで「日本モンゴル文化交流コンサート」が開催されること、八代の新曲として『JAMAAS』がリリースされることが決定した。

  さらに、八代はソソルバラム氏から「モンゴルを代表するパワースポットでぜひ一緒に歌ってほしい」と強く請われ、8月3日にはウランバートルから約300km離れた奇岩景勝地「イフガズリーンチェロー」で同曲を“献歌”する予定で、まさにモンゴルの大草原の中で歌唱することになる。

  モンゴル国文化大使にも任命された八代は、「初めて『JAMAAS』を聴いた時、言葉はまったく違うのに伝わってくる楽曲の持つパワーに圧倒されました」と明かし、「そして、この素晴らしいメロディーをぜひ多くの日本の方にも聴いてもらいたいと思い、伊藤薫先生に”運命”や”摂理”といった原曲の持つテーマを活かした素晴らしい日本語詞を付けて頂き、若草恵先生には、私がモンゴルで見た大自然の光景のような、ドラマチックでスケールの大きいアレンジを付けて頂き、日本版『JAMAAS』が完成しました」。

  続けて、「この日本版『JAMAAS』には、子守唄がわりに聴かされていた、いわば私の音楽のルーツである浪曲も登場します」とし、「このたび、モンゴル国より文化大使という大役を拝命いたしました。そして、モンゴル公演で早速『JAMAAS』を歌唱させて頂く機会を得ることとなり、とても光栄に感じています。この曲が日本とモンゴルの文化の懸け橋になればうれしいです」とコメントしている。

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