八代亜紀が日本とモンゴルの文化の懸け橋に! 新曲はモンゴルの国民的な歌謡曲!!
編集部
「JAMAAS」=「真理」という意味を持ち、人生における真実・真理、人生観を歌っている。 八代が歌う『JAMAAS』は、この原曲の世界観をベースに一人の女性の生涯を描いた日本語詞がつけられ、楽曲はより歌謡曲風にアレンジされているという。 そもそも八代とモンゴルとの関係は約15年前までさかのぼり、駐日モンゴル大使のソドブジャムツ・フレルパータル大使が八代の大ファンだったことから、2000年5月に八代のパルコ劇場でのコンサートを訪問。
これをキッカケに八代とフレルパータル大使は交流を深め、「いつかモンゴルでコンサートを開催してほしい」との要請を受けていたが、なかなかキッカケを掴めず、実現には至っていなかった。
そんな中、昨春にフレルパータル大使から誘われたモンゴル大使館での食事会の席で、モンゴルの英雄としてソソルバラム氏を紹介されて、『JAMAAS』を知った八代は、その壮大でスケール感ある楽曲の力とその意味に魅了され、「この曲を日本にも届けたい」と強く思ったという。 そこで改めて、ソソルバラム氏のプロデュース・演出によるモンゴルでのコンサート開催の要請を受け、公演開催へ向けて2015年8月に現地を視察。
そして、今年7月31日に首都のウランバートで「日本モンゴル文化交流コンサート」が開催されること、八代の新曲として『JAMAAS』がリリースされることが決定した。 さらに、八代はソソルバラム氏から「モンゴルを代表するパワースポットでぜひ一緒に歌ってほしい」と強く請われ、8月3日にはウランバートルから約300km離れた奇岩景勝地「イフガズリーンチェロー」で同曲を“献歌”する予定で、まさにモンゴルの大草原の中で歌唱することになる。 モンゴル国文化大使にも任命された八代は、「初めて『JAMAAS』を聴いた時、言葉はまったく違うのに伝わってくる楽曲の持つパワーに圧倒されました」と明かし、「そして、この素晴らしいメロディーをぜひ多くの日本の方にも聴いてもらいたいと思い、伊藤薫先生に”運命”や”摂理”といった原曲の持つテーマを活かした素晴らしい日本語詞を付けて頂き、若草恵先生には、私がモンゴルで見た大自然の光景のような、ドラマチックでスケールの大きいアレンジを付けて頂き、日本版『JAMAAS』が完成しました」。 続けて、「この日本版『JAMAAS』には、子守唄がわりに聴かされていた、いわば私の音楽のルーツである浪曲も登場します」とし、「このたび、モンゴル国より文化大使という大役を拝命いたしました。そして、モンゴル公演で早速『JAMAAS』を歌唱させて頂く機会を得ることとなり、とても光栄に感じています。この曲が日本とモンゴルの文化の懸け橋になればうれしいです」とコメントしている。