沢尻主演ドラマ「大奥」、主題歌はBoAによる英語詞の楽曲に
編集部
歌手のBoAが、今月22日、29日にフジテレビ系で放送される、沢尻エリカ主演のスペシャルドラマ「大奥」の主題歌を担当することが分かった。
11年ぶりの復活となる今回の『大奥』は、主演の沢尻が2週にわたって〝聖女”と〝悪女”の2つの異なる役柄を演じ分けることで話題となっている。
舞台は、50年にわたる長期政権を確立し、享楽的な暮らしぶりを好んだ江戸幕府第十一代将軍・徳川家斉の時代。
第一部「最凶の女」は〝悪女”として知られる史上最強の側室・お美代を、第二部「悲劇の姉妹」ではある姉妹の激動のストーリーが描かれ、沢尻は運命に翻弄される〝聖女”のような優しい姉・梅を演じ、想像を絶する野心やプライド、そして復讐心などが渦巻く大奥を生き抜く女たちの人間模様を2週にわたって描いていく。
そんな同ドラマの主題歌に起用されたのが、今年デビュー15周年を迎えたBoAの『Make Me Complete』だ。
同曲は、切ないサウンドと全編英語の歌詞が特徴。英語詞ということで、『大奥』シリーズのこれまで受け継がれてきた伝統を良い意味で裏切る一方で、歌詞の中身は「もどかしい恋に悩む女心」を歌っており、まさに女性の心情とリンクした楽曲となっている。
BoAは、「主題歌のお話と同時に頂いたクリエイティヴ・オーダーは全英語歌というものでした。これまで英語詞の楽曲は何度か制作してきましたが、切ないバラードを英語の歌詞で歌うのは初めてで、私個人としても新しいチャレンジをさせて頂くことができました」。
続けて、「日本の伝統あるドラマ『大奥』で、このような刺激のあるクリエイションをさせて頂き、本当に光栄です」とコメント。
同ドラマの主演を務める沢尻は、「BoAさんに主題歌を担当して頂けると聞いて大変うれしく思います。英語詞で切なく力強い歌声とサウンドは、新しい『大奥』の世界を作って頂けるのではないかと思っています」と話している。